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真司郎side
紗愛から珍しいくtalkが来とった…
にっしー達が文化祭の事で喧嘩したって、俺の一言が引き金やったんか。
それから、鈴木の事にっしーからの話しと違う内容…
Aちゃんマジでモテる。
青木に鈴木、智も…まぁ俺もやけどな(笑)
俺のはそこまででも無いし、にっしーの想いも知っとるし…
ただ、かわえぇなくらいやから別に取ったろうとかは無いねん！
にっしーの事も好きやから…
別にそっち系じゃないで(笑)
レッスン中、見とったけどｱｲﾂにしては珍しく小っさいﾐｽが目立っとる。
何時も完璧を追い求めるくらいｽﾄｲｯｸやのに…
レッスン終了後
「にっしー、一緒に帰らん？」
「あたえ〜。もぉ本当に俺の事好きなんだから♪」
「うざ！やっぱ、ええねん(笑)」
「えっそんな事ゆーなよー(泣)」
「分かったから抱き付くなや！」
無理に明るく振る舞っとんのは分かとるで
「何かあったん？」
「えっ…何で？」
「結構ﾐｽ目立っとった。」
「さすが真司郎(笑)」
Aちゃんと喧嘩した事、紗愛から聞いた事、親の事…
にっしーは何も知らなかったからって許され無い程傷つけたっと…
距離を置きたいって言われてキレタとかアホなんか？
でも、きっかけは俺やしな…
「何かごめんな、俺が余計な事言うたから喧嘩になったんやろ？」
「いや、違うよ…俺、好き過ぎるんだ！
Aの事しか考えられなくて…
でも、小さい事で嫉妬もするしｲﾗｲﾗする。」
「仲直りしたんやろ？」
「うん。でも、これからどうしたら良いのか分かんねぇ…」
「今のままで、ええんちゃう？たくさん甘やかして、我が儘言わせてやれや(笑)
そんだけの男になったらええねん！
今のにっしーには難しいかも知れへんけどな…
ヘタレやし(笑)」
「あたえ〜！でも、ありがとう。俺頑張るよ！」
「いちいち気にしとったら身もたへんよ。先ずはﾒﾝﾀﾙ鍛えなな(笑)」
最近ｺｲﾂの事励ましてばっかしやな。
今までだって何人も彼女おったけど、こんなんなるんは初めてやし。
マジで惚れてんのやな。
そんな相手が居る事、少し羨ましくも思った…
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作者名：ayu | 作成日時：2017年6月6日 12時
