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隆弘side
Aが作ってくれた朝食を食べて、まったりした時間を過ごして居た。
「あー!」
「何?どうした?」
「隆クン、今日学校…」
「あ!」
慌てて時計を見た…9時………
「もう始まってるし(笑)」
「そうだね…」
「俺は休むわ!寝てないし。」
「じゃー私も…隆クンと居たいし….」
帰って寝ようと思った…何て言えない(笑)
顔赤くして俯いてる//
「一緒に寝よっか?」
「ぅうん。」
可愛いなぁ…こう言う素直な反応…
「Aの所は学校に連絡入れなくて平気なの?」
「分かんない、具合悪い以外で休んだ事ないし…いつも紗愛と結愛に連絡してるから。」
「そういえば、スマホ電源入れたのか?」
「あ!まだだ…」
慌ててパタパタっと走って部屋に向かう後ろ姿
小動物にしか見えない(笑)
Aの部屋に着いて扉を開けたら…
talkの呼び出し音の連続…
「隆クン、どうしよう。」
「何?」
「みんなからtalkが山のように来てる(汗)」
「電源切ってたからな!」
Aのベットに横になりAの観察(笑)
眉を下げて困り顔のA、懸命に文章を作成中
「隆クンは連絡しなくていいの?」
「ん。大丈夫。」
寝て無かったし、布団の温かさとAの香りに癒されてすぐ睡魔に襲われた。。。
「隆クン、布団掛けないと風邪引くよ。」
「ん...」
「もぉ!」
身体が回転して焦った。。。
「布団掛けて!」
Aさん掛け布団の上に居たからって無理矢理引っ張るなよ(笑)
「はーい。」
布団の中に潜ってまた、Aの観察…
ピンコン…
俺のか?
ポケットからスマホを出して覗いた。
A隆クン、電源切ってごめんなさい。
会いに来てくれてありがとう。
話し聞いてくれてありがとう。
これからも大好き!
「A、終わった?」
「うん。」
「おいで。」
もぞもぞ入ってきた小動物を確り胸に抱き締め
「俺もずっと大好きだよ。」
ニコニコ微笑むAの髪を撫でながらいつの間にか眠りについていた。
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作者名:ayu | 作成日時:2017年6月6日 12時