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Aside
胸の突っかえが取れた気がした
隆クンの言葉が嬉しくて…
私は変われるのかな?
向き合う事から逃げ無いで…
まずは謝らないと…
「隆クン。文化祭の事言わないでごめんなさい。
メイドカフェやるんだけど、鈴木君と同じグループになったの…
紗愛と桜も同じグループだし大丈夫かな?
って思うけど、鈴木君が怖い
隆クンに心配掛けたく無かったから言えなかった」
「やっぱり、鈴木の事だったんだ。
紗愛と桜ちゃんは知ってるの?」
「知らない。言って無いから…」
「そうか…当番は何時なの?」
「初日の午前中なの」
「初日か…。俺も朝から行くけど、準備段階の時は中に入れないし…紗愛に相談しよう。」
「でも、迷惑掛けたく無いよ。」
「A、迷惑じゃないから!
何も知らされない方が心配するし。
俺も一緒に紗愛と話すから。」
「隆クン…」
「大丈夫、心配すんな!」
笑顔で髪を撫でてくれる。
「うん。」
「A、話してくれてありがとう。」
「隆クン。今まで、ごめんね。
これからのがたくさん迷惑掛けるしそれに、重たいって思うかもだし負担になるかもしれないし……
でも、傍に居たいのずっと隆弘の隣に居たい」
「A//超可愛いんだけど…!」
「えッ?可愛いくないけど…。」
お腹抱えて笑ってますけど?
何で、何が可笑しいの?
「アーハッハハハ…そんな所も好きだよ。」
意味分かんないけど//恥ずかしい。
包み込む様に優しく抱き締めてくれた
「A、俺も今までごめん。言えなくて苦しかったのに、抱えてる物の大きさも考え無いで更に苦しめて酷い事たくさん言った…」
「んん。もぉいいの。」
「俺が傍に居るから…
今まで何度も言って来たからこれで最後な。
俺は迷惑だとか負担だなんて絶対に思わない。
Aが淋しいかったり辛い思いしてる方がやだからどんな小さな事でも話し合おう。
甘えて、ワガママ言って!」
「うん。分かった。」
「よし!じゃー仲直りな♪」
「うん。」
ぐ〜う……
「フフフ♪お腹すいたね。チョット待ってて朝ご飯作るね♪」
「いいの?」
「うん。」
トーストとベーコンエッグにサラダの簡単な朝食。
それでも美味しいって笑顔の隆クン
少しくすぐったい感じがした。
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作者名:ayu | 作成日時:2017年6月6日 12時