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Aside
出掛けて行くママの姿が見えて急いで走った
ママは何も聞かないで、話すなら家で話しなさいっと笑顔で仕事に出掛けて行った。
隆ｸﾝを手招きして呼び
「カギ閉められちゃう所だった(笑)」
笑って見たけど笑えたかな？
「中で話そう。上がって。」
「お邪魔します。」
ﾘﾋﾞﾝｸﾞに案内した。
「座って。」
キッチンでカフェオレを入れて隆ｸﾝの前に置いた
気まずい雰囲気…
ちゃんと伝えなきゃ…
正面の席に腰を下ろして深呼吸した。
たくさん考えて、考えて。出た答えはあなたを傷付ける事を止めたいって事だけだった。
「あの…隆弘。
私、言い訳ばかりで向き合う事から逃げてて…
隆弘が頼りないとか信頼して無いとかじゃ無い
理解して何て虫が良すぎると思う…
だから、解って貰おうなんて思って無くて
でも、私のせいで隆弘が感情的になったり。
辛い思いをしてる事も知ってる。
だけど、私は自分を変える事が出来ないし、
これから先も同じ事を繰り返してしまう。
このまま一緒に居てもお互いが辛くなるし距離を置きたいの。」
「Aの言いたい事はそれだけ？」
冷静な対応の隆弘に拍子抜けした。
「えｯ?!……ぁ……うん。」
「お前はバカなの！」
「え!?」
「黙って聞いてればさ、言い訳ばっかりで逃げてる？そんなの知ってるよ。
分かって貰おうとは思って無いて何？
意味分かんねぇ。
信頼してないんじゃ無い。
信頼なんてしてないじゃんか！
自分を変える事が出来ない？
変わろうとしないだけだろ。
これから先も同じ事を繰り返してしまう？
繰り返さない為に出来る事がいくらでもあるよなー。
前にも言ったけど、俺が感情的になるのはそれだけお前に惚れてるんだって。
お前言ったよな、ずっと一緒に居るって！
距離を置くって何？また嘘つくのかよ。
お前の気持ちは何処に有るんだよ。
こんな時まで逃げんのか！」
一気に色々言っわれて、何にどう答えればいいのか。。。
考えられ無くて、言葉が出ない。
「泣くな！
まだお前から聞いてない事だってあるよな。
大切な話しもしないで俺が納得すると思ってんのか？」
泣いてないもん。
大切な話しって何？
もぉ分かんないよ......
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作者名：ayu | 作成日時：2017年6月6日 12時
