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隆弘side
優さん……優にいに電話して良かった。
Aと父親の事…
全てが繋がった。
優にいも感じたAの変化。
俺も、もっと頑張らないと…
まだまだ弱くて、受け止めるって言って置いて言葉と行動がちぐはぐで泣かせてばかり。
謝らなきゃ……
プププ ププププ
「おかけになった電話は……」
やっぱりまだ繋がらない。
時計を見ても、今更会いに行かれる時間じゃないし…
情けないよ。。。
取り合えずtalkにメッセージ残した。
隆弘A、さっきはごめん。
もう一度話がしたい。連絡して!
声が聞きたい。。。
後悔する癖に優しく出来ない。
未読のままのtalk…
眠れないまま時間だけが過ぎて行く。
喧嘩して話が出来ないのは初めてで。
心を閉ざして居たA
顔に出るのは隠しきれないsosで
人と関わる事を恐れてそれでも、俺と向き合ってくれた。
素直になれ、甘えろ、ワガママ言ってって
言えない事を言わせ様としていた。
どんだけ辛い思いをした、どんだけ傷つけた?
一晩中考えたけど答えは見つからない。
どうしても会わなくちゃ...
身支度を済ませて、始発に乗った。
連絡は取れないし、朝早くから押し掛けるのも迷惑だし...
Aの家の前の公園で学校に行くために出てくるのを待った……
ハックション
もう。10月昼間はまだ、暑いけど流石に朝は寒い…
ハックション ハックション
マジで寒い…。
着の身着のまま飛び出して来たから
上着来てくれば良かった。
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作者名:ayu | 作成日時:2017年6月6日 12時