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隆弘side
母ちゃんが夕飯を用意してくれて、Aと食べたいって……一緒に食べた。
もう少し一緒に居たいって言われたけど、俺もだし!
ごめんなさいって謝ってるAを引っ張り部屋に連れて帰った。
少し疲れてる俺はAに膝枕して貰いながら今日の感想を聞いた!!
「スッゴく格好良かった〜!!
隆クンの真剣な表情とか、動き一つ一つが綺麗で目が離せなかったの…
前で一人だけ踊ったでしょ、あの時は、更に格好良かった!!」
夢中で話してくれるA…
そんなに真剣に見ててくれた事が嬉しかった。
「大勢で踊る迫力も凄いなーって思ったけど
隆クンと真ちゃんは他の人に無い表現力ってゆうのかな?
解んないけど、惹き付けられるってゆうかどんどん引き込まれて行く感じがしたんだ〜」
西「そうかな?多分Aが見てたからだと思うよ♪」
「えー何で?」
西「Aが見てるのにカッコ悪い所見せれないから、結構頑張った(笑)」
「本当に本当に格好良かったよ!」
西「ありがとう!そう言って貰えると嬉しいしもっと頑張ろうって思える!!」
西「…ねぇA、本当は淋しかった?」
ニコニコ顔が一瞬曇った…
「少し、本当に少しだけね。ごめんね突然押し掛けて…周りの人に何か言われなかった?」
すぐ人の事気にする…
更衣室の出来事を思い出した…
西「Aの話し出たけど、俺のだから手出すなよって、言ってきた。」
「フフ 私そんなにモテ無いから!」
嫌、実際かなりモテるんだけどね…
釘指したり、心配するのは俺ばっかりで………
全く気付いてないし………ハァァッ
少し、本当に少しだけね。って淋しいって言葉は1つも出てこなかったね。
曇った顔が離れない
どうしたら伝わる?
どうしたら言ってくれるのかな?
もっともっと甘えて欲しいのに…
俺頼りないかな?
色々考えてたけど、考えが段々と纏まらなくなってきて…
いつの間にか眠ってしまった
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宇宙飛ぶペンギン(プロフ) - コメント失礼致します。名前変換ができていないところがありますが、変換を取り入れないことになったのでしょうか? (2019年1月30日 16時) (レス) id: 3246a2894a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ayu | 作成日時:2017年5月11日 1時