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隆弘side
Aの前で泣いてしまった…。
大切な人の言葉ってこんなにも安心出来るんだな。
Aはずっと背中を撫でてくれてた。
俺の話しに頷きながら、自分の言葉で自分の想いを伝えてくれる…
優しさと愛情に包まれて暖かい気持ちになった……。
俺がAに話す時、こんな風に話した事て1度も無いよな……。
何時も自分の気持ちが優先で相手を思いやる話し方何て出来ない。
Aが誰からも好かれる理由が解った気がする。
それに、初めて本音を話してくれた……。
「A…ごめん、それからありがとう。
Aに話して良かった。。俺、智と話して見る…。
上手く伝わるか分かんないけど…」
「大丈夫だよ!隆クンなら伝えられるよ。
だって親友なんでしょ!!」
「うん。頑張る!」
「頑張ってね♪」
「心配かけてごめんな。」
「いいよ!泣き顔見れたし(笑)」
「それ、言うなよ〜。」
「フフフ♪暫くは言っちゃうかも〜(笑)」
笑いながら逃げるA……
「A、待てこら〜」
後ろから捕まえて抱き上げた。
「相変わらず軽いな〜。ちゃんと食べてんの?」
「食べてますよ〜。降ろしてー!」
「やだ!降ろさない。」
「怖いよ〜」
「マジでごめん。」
そっと降ろすと嘘だよってペロっと舌をだすA…騙された。。。
前から抱き上げて目線の高さまで持ち上げた。
「もぉ離してやんないからな♪」
「隆クンと同じ高さ♪景色が違うんだね!地面が遠いもん(笑)」
「Aはチビだからな(笑)」
「チビって言わないでよ!」
「うそうそ!かわいいよ。大好き。」
「隆クン、恥ずかしよぅ////もぉ、降ろして…」
「キスしてくれたら降ろしてあげる♪」
真っ赤になってる♪
チュウゥ…いきなり不意打ちですか(笑)
一緒に居るだけで癒される。
さっきまでの暗い気分が嘘みたいだよ。
もっと一緒に居たいけど…
「今日は、本当にごめんな。」
「もう気にしない!智クンとはちゃんと話ししてね!それに明日もレッスン頑張ってね私はバイト頑張るから!」
「うん。頑張るよ。おやすみ!」
「気をつけてね!おやすみ!」
Aが玄関に入るのを見届けて、駅に向かって歩き出した。
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宇宙飛ぶペンギン(プロフ) - コメント失礼致します。名前変換ができていないところがありますが、変換を取り入れないことになったのでしょうか? (2019年1月30日 16時) (レス) id: 3246a2894a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ayu | 作成日時:2017年5月11日 1時