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晃ide



晃「Aちゃんいつもこの道通ってるの?」



「夜、一人の時は大通り通って
バス乗ったりしてるよ…
遠回りなんだけどね!」


晃「にっしー来た事あるの?」


「まだ無いよ!だからこの道の事は
話しただけ!」


晃「だろうな!これ知ってたら、
絶体一人で帰らせないよ」

「そうかな?じゃぁ言わないでね!」

晃「何で?」

「心配掛けたく無いから!」

晃「そんな約束出来ないよ…
だって美那がここ歩いてたら、
どんな事しても送りたいって思うし」


「あっくん…」


晃「Aちゃん、何でそんなに気使うの?
俺から見たら、距離が有る様に見えるよ」


「距離?」


晃「んと、壁見たいな物かな。
心を開いてないって感じ。」


「ん……確かに有るかも知れない…
言葉にするのは苦手だし、
否定されたり拒絶されたら…」


晃「にっしーはそんな奴じゃないよ!」



「隆クンだからじゃ無いの…

私は…迷惑しか掛けないし
負担ばかり掛けるから面倒だって、
父に言われて…

親に言われるくらいなんだよ!

絶対何てないし、気持ちは見えないから……

信じても平気で裏切るし、
人と深く関わるのが怖いの。」



晃「ごめん、俺が聞いていい話しじゃ無かった…」



「いいの(笑)でも、隆クンには言わないでね。
いつか、言える時が来たら話してって言われたから。」



晃「話さないの?」



「怖くて話せないよ。だからかな、甘えない様にワガママ言わない様に迷惑かけない様にって何時も思ってる。まだまだだけどね(笑)」



晃「話しなよ。にっしー不安に思ってるよ。」


「そうなの?」


晃「口には出さないけどね…時々悩んでるよ」


「そうなんだ………あ、ここ私の家。」




頂上から下って来ると民家が建ち並ぶ住宅地に出た公園の目の前の一軒家…



「あっくん、ごめんね。何時も話し聞いて貰ってばっかりで、それに遠くまで送ってくれてありがとう。」


晃「気にすんな!何時でも相談のるって言ったじゃん!

Aちゃん、にっしーの事想うなら向き合う事を怖がって逃げちゃ駄目だよ!」


「うん。頑張る。ありがとう、あっくん…」


晃「じゃーまたな。」


家に入るのを見届けてから駅に向かって歩きだした。


任務完了!

美那お疲れ様!

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設定タグ:西島隆弘 , Nissy , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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宇宙飛ぶペンギン(プロフ) - コメント失礼致します。名前変換ができていないところがありますが、変換を取り入れないことになったのでしょうか? (2019年1月30日 16時) (レス) id: 3246a2894a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayu | 作成日時:2017年5月11日 1時

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