9 ページ9
美優side
瞬く間に時間は過ぎて、迎えたXmas....
昨日から東京に行ってる隆ｸﾝに会う為に電車に揺られてる。
自分で決めた事なのに、不安と緊張で落ち着かない。
今日の為に結愛達に付き合って貰って可愛い下着も買った。
けど、自分言うのってめちゃめちゃ勇気がいるよ…。
隆ｸﾝも、こんな思いしてたのかな？
なのに何度も拒否して、本当に悪い事したなって、今更になって自己嫌悪。。。
朝から何度も来るtalk
"今どこ？"
"早く会いたい"
"何時に付くの？"
って、そわそわしてる隆ｸﾝが目に浮かぶ。
絶対駅で待ってそうｗ。
何時もそうだよね。
迎えに来てくれる時は改札の前に笑顔の隆ｸﾝが居てくれて、大きな声で名前を呼ぶ。
もう少し。
楽しみと、緊張がごちゃ混ぜになる中
心を落ち着かせる為にイヤホンをとり出して隆ｸﾝの歌声に耳を傾けた。。。
綺麗で澄んだ歌声。
甘く時には力強く。
初めて聞いた時に鳥肌が立ったんだよ。
そんな隆ｸﾝの歌声がイヤホンからながれるの…
どこに居ても聞く事が出来る。
けどね、聞けば聞くほど淋しくもなるんだよ…
歌声も、美優って呼んでくれる声も…
安心出来るし、私の大好きな声で元気の源になるけど…。
何時からだろう…
こんなに大切な人になったのは。
一緒に居ない時は、切なくて苦しくて…
傍に居る時間はかけがえのない時間になった。
春にはそれぞれの道を歩きだす
私は少しでも力になりたい支えられる様に。。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 85人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ayu | 作成日時：2019年1月29日 22時
