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隆弘side
車で送って貰う途中、家の傍まで来た。
普段は人通り何て無い時間帯なのに、幾つかのグループが家の周辺で群れを作っている。
ス「不味いね。あれ、ファンの子だと思うよ。」
真「どないしよか？今帰るのマズない？」
ス「下手すると見つかってしまうね。にっしーもう一回りしてこよう。」
俺はバレたって構わないんだけど、そうも行かない見たい。
真司郎の家の方も周るとそっちは人も少なく、案外平気そうだった。
真「俺んちに泊まれば？？」
ス「その方が安全かもよ？」
「んん。そうする。」
ス「二人とも、ゆっくり休んで明後日スタジオでね。お疲れ様でした。」
真/隆「ありがとうございました。」
スタッフさんが帰るのを見送り真司郎の家にお邪魔した。
真「風呂入るやろ？」
「ん、後でいいや。先に美優に連絡する。」
真「ん。先入ってくるわ。」
真司郎が部屋を出てから美優に電話を掛けた
けど、コールはしてるのに中々出ない…。
「もしもし。」
「もう家付いた？」
「隆ｸﾝ。今日はお疲れ様、まだ帰ってる最中だよ。」
「何で？」
「電車凄い混んでで中々乗れなかったの。」
「そうなんだ。」
「今どこ？」
「もぅ。家に付くから心配しないで…。」
「どこよ？」
「バス降りて歩いてるとこだよ。」
「随分時間掛かったんだな…てか、声変じゃないか？」
「そう？騒ぎすぎたかな？」
「騒いだの？」
「うん。たかｸーﾝって、聞こえなかった？(笑)」
何か唇動いてる気はしたけどまさか呼んでた何てな(笑)
美優が家に付くまでの間話し続けて、美優はずっと、今日の感想を言ってくれた。
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作者名：ayu | 作成日時：2019年1月29日 22時
