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隆弘side
それからの俺は、会う度に抱きたくなる欲求を押さえるのに必死で…
けど、大半は我慢出来なくて…
好きだからこそ求めてしまう。
恥ずかしがる所も。困った顔する仕草も全てが可愛くて、愛しくて、美優の甘い香りと時々漏らす甘い声にさらにはまっていく。
１つになってからの美優は、どんどん綺麗に成っていく様に見えて、会う度に焦りと不安を加速させた。
年が明け。イベントの為のレッスンが増える中、時間が取れないから必然的に美優に会えない。。。
美優不足でしんどくなってくる。
今、何してるんだろう？とか、
何処に居るのかな？とか…
美優から来るtalkは友達と遊んぶとか泊まりに行ってくるとか。
卒業を控えて会えなくなる友達もいるから、一緒にいる時間を大切にしてる見たい…。
俺と会えないのは良いのかよ？
そう思うくらいに俺には何も言ってはこないし。
１つになっても、美優の心は見えなくて‥
ほんとに好きなのかな？って疑いたくなる時がある。
けど、絶対に大丈夫。
自分に言い聞かせてひたすら耐える毎日。
「あぁーもぅ。やだ。ほんと、しんどい。無理…。」
真「なんやの急に？煩いわ！」
「だってさぁ…。」
真「どうせ、美優不足やろ？」
真司郎に一瞬で見抜かれる俺、かなり間抜けだよな…。
どんだけ感情が駄々もれなんだか…
悔しいけど、反論できないじゃんか。
「そうだよ…。だってさぁ、この間まで全然余裕だったのにさ、急に詰め込み過ぎだよ。」
真「しゃあないやん。年が明けたらこうなるの分かってたろ？」
「そうだけど…。不安なんだ。。。」
真「何が？…ああそっか、最近急に綺麗になってきとるもんな。正月に会った時何て、色気増して驚いたわ。」
「………」
真司郎から見ても綺麗になったって分かるくらいなんだ…
もぅ。ほんとやだわ。
無自覚なのにさ、これ以上モテる様になってどうすんだよ。
大学とか、めっちゃ心配じゃんか…。
なのに会えないし…。
どうすりゃいんだよ。。。
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作者名：ayu | 作成日時：2019年1月29日 22時
