29 ページ27
美優side
隆クンと公園に行ってから数日
登校して、上履きに履き替え教室に向かって歩いていると、後ろから来た鈴木君に突き飛ばされ転んでしまう。
この頃毎日の様に何かしらの事をされてる。
きっと、隆クンと居るのを見たから…。
青木君と別れた事を今でもよく思っていない鈴木君。
゛弄んで捨てた酷い女゛
そう言われるのも仕方ない。
優柔不断の私がしてしまった事で、
青木君の親友の鈴木君が怒ってるのも無理ない。
鈴木君とは、同じクラスだから、話してる事も耳に入るだろうし…
なるべく教室では、隆クンの話をしない様にしてるけど、結愛と紗愛の幼馴染みで…
二人とも同じクラスだから、何かと聞いてくれたり
心配してくれてるから自然と名前が出てしまう。
そんなある日の帰り道。
結愛と紗愛に呼び止められて、強制連行。
結愛達の家に行く事になった。
最寄りの駅を降りると、真ちゃんとあっくん。
それともう一人、可愛らしい女の子が居た。
真「よう。お揃いで今帰りなん?」
結「そうだよ。あんた達は?」
晃「俺達も今降りたら、真司郎に出くわした」
?「ねぇ、もしかして、噂の美優ちゃん?」
真「そうやで!」
?「きゃぁー。めちゃ可愛い〜にっしーには、
勿体無い!」
見知らぬ女の子に突然抱きつかれて、びっくり
どうしていいのか分からずオロオロしちゃう。
晃「ごめんな。それ、俺の彼女の美那」
美「美那です。美優ちゃんよろしくね!」
「美優です。よろしくお願いします。」
美「硬い〜!でも可愛い!連れて帰りたい!」
結「でた!美那の可愛い子好き。こうなると
思ってた(笑)」
結愛と紗愛は分かってたらしくて、笑ってこっちを見てる。
そこにもう一人…
西「あ、美優だ!って、美那、お前〜!
何やってんだよ。俺のだぞ!」
真「うわ、でた!もう一人のうっざいの!」
美那ちゃんの腕の中から連れ出され、隆クンの腕の中へ…。
美「うざー。ってか、にっしーには勿体無い」
西「うるせー。美優何してんの?」
「あのね…。」
紗「ちょっとね。強制連行。」
西「何で?俺、連れて帰っていい?」
結「絶対ダメ。美優から話し聞かなきゃだし。」
急に大きな声を出す結愛に私を含めみんながびっくりしてしまった。。。
50人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ayu | 作成日時:2018年9月25日 18時