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隆弘side
それでも、だめ押しでもう一言
聞いてる?っと聞けば、
明らかに同様してて…
落ち着く様に促した
胸を押さえ呼吸を落ち着かせようとする君に
改めて告白すると、
俺を見つめたまま固まった。
「わ、..隆.クン..きです。」
美優ちゃんが口を開いたタイミングで、
さっきよりも一際大きな音を鳴らす花火の音に
何を言ったのか聞き取れなかった…。
西「えっ。なに?聞こえなかった…。」
「?」
そう告げると真っ赤な頬を更に紅くする
美優ちゃんに期待せずにはいられなくて…
西「ごめん。もう1度聞かせてくれる?」
「………私も、隆弘クンが……好きです。」
? 嘘。 マジで?
西「えっと、俺と付き合ってくれますか?」
「……はい。」
真っ赤な顔のまま小さくコクンと俯いた美優ちゃんに思わず抱きついた。
「きゃぁッ…」
西「あ、ごめん。嬉しくてつい。」
「いえ。私こそ変な声だしてごめんなさい」
西「夢じゃないよね?」
「はい。」
その後も信じられなくて頬をツネって貰ったり…
何度も何度も繰り返したw。
西「ねぇ、美優ちゃん。あの…
抱き締めても良いですか?」
「…はい。」
小さく頷く美優ちゃんの後ろに周り背中から抱き締めると、小さい君はすっぽり収まる。
肩に顎を乗せ耳元で話しかけた。
西「マジで、夢見てる見たい。」
「ふふ。私もなんだか信じられないです。」
腕の中の温もりも甘い香りもずっと好きだった
あの子なんだよな…。
起きたら夢だったとか無しにしてくれよ…。
今日会ってからずっと気になってた敬語と隆弘クン呼びを、美優ちゃんから見たら初めて会った日に言ってくれた隆クン呼びに変えてくれる様に頼んだ。
「あ、はい。…じゃなくて、
うん。分かった。」
言い直す所とか、めちゃくちゃ可愛いんだけど…
あまりの可愛さに抱き締める腕の力を強めると
「隆クン、苦しいよ…。」
可愛過ぎだろ!!
思わずほっぺにキスを落とす
途端に真っ赤に染まった頬。
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作者名:ayu | 作成日時:2018年9月25日 18時