黒服デビュー ページ4
「うん。知っているよ。」
「えっ！いつからですか？もしかして」
「仕草とかかなあ。入ってきた瞬間にわかったよ。
安心して、西園寺は気付いてないと思うから。
むしろ、タイプだと言っていたよ。」
「あはは〜。」
それはそれで嫌だな。
女性慣れしているホストさんには
バレやすいのかも。
今まで以上に気をつけないと。
「それで、ホストよりキャバの方が
良かったりする？僕はどちらでもいいけど。」
系列のお店の方でもいいらしい。
でも、実をいうと男性はあまり得意ではない。
マスターが特別みたいなものだ。
初対面の一対一で長時間など考えられない。
しかもそれが、下心のある人なら尚更。
ホストでもいいというなら、
「ホストでお願いします。」
「りょーかい。じゃあ、まずは研修。
君には黒服の仕事してもらうよ。」
一通り説明を受けてまた明日から
働くことになった。
黒服というのは、ホストを目指す人が多いらしい。
時々ヘルプに入ったりとか。
ということは、
先輩は、みんな男性なのかな。
その点では、キャバの方が良かった？
まあ何とかしよう。
とにかく！
女だとバレないことが最優先。
後は、どんな仕事でも楽しめたらいいな。
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藍逢(プロフ) - ありがとうございます。嬉しいです〜！亀更新ですがこれからも頑張ります！ (2019年12月20日 23時) (
レス) id: a1d75dc9c3 (このIDを非表示/違反報告)
イアナ(プロフ) - すごく面白いです！！ (2019年12月3日 12時) (レス) id: c58602d2dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lantana x他1人 | 作成日時：2019年7月1日 23時
