ショッピング ページ19
センラさんとの約束の日になってしまった。
スーツの良し悪しとか、
お店とか分かんなかったからありがたい
服装はボーイッシュな感じにしてみた。
流石にバレないよね？
うそっ！約束の20分前なのに
なんで、もういるの？
「すみません！お待たせしてしまいました！」
「レイくんや！
まだ時間前やし、全然ええよー！」
「お早いんですねーセンラさん。」
「それをゆうたら君もやろ。
楽しみすぎてなー、
「えっ！」
ハハッ冗談やって！」
センラさんに翻弄されつつもお店に向かった。
「ここ！俺のオススメの店なんよー。」
すっご！
入る前からわかる高級感！！
お高そうだなぁ、もちあわせ…そんなない。
「早速選んでいきましょか！
レイくんはなに色が好き〜？」
「色?…黒、ですかね？」
「地味やなぁ。ホストなんやし派手にせんと！」
「皆さん好きな色がベースなんですか？」
そういえば志麻さんのスーツは
みんな紫だった。
「んー。人によりけりかな。
俺はいろんな色持ってるけど、
やっぱ黄色が多いかもな」
世間話をしながらセンラさんは
あれもいいこれもいいと
選んでくれた。
「黒、意外とありやったなぁー、どうする？」
着せ替え人形みたいになった
どれも値がはる。
「うーん決めました！
わ、僕っ！これにします！」
結果、重厚感のある黒のスーツに決めた。
カッコいいなー！ 本当に似合うかな？
「おお！ええんやない？
じゃあ俺からはコレ、プレゼント！」
それは最後まで悩んでた白のスーツ！
「いやいや、ダメです！
受け取れないですよ、こんな高い物！」
「どうせ必要になるんやし。
入社祝いということで！」
結局、折れてしまった。
「今日は、本当にありがとうございました！
プレゼントまで頂いちゃって。」
「いいの！気にせんで。
女の子にはキツい職場かも知れんけど
一緒に頑張ろーな！」
「はいっ！……え？」
「いつからですか？」
「薄々、感づいとったけど
今日一緒におって確信したわ！」
始めたばっかりなのにもう2人目。
ヤバイかも！！
「他の人には内緒にしといてもらえませんか？」
「ええよ。知ってんのは俺だけ？」
「あとは志麻さんだけです」
「やっぱな！おかしいと思っててん。」
「な、本名は？レイちゃん？」
「Aって言います」
「素敵な名前やね。
2人っきりの時はAって呼んでもええ？」
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藍逢(プロフ) - ありがとうございます。嬉しいです〜！亀更新ですがこれからも頑張ります！ (2019年12月20日 23時) (
レス) id: a1d75dc9c3 (このIDを非表示/違反報告)
イアナ(プロフ) - すごく面白いです！！ (2019年12月3日 12時) (レス) id: c58602d2dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lantana x他1人 | 作成日時：2019年7月1日 23時
