大きめスーツ ページ16
「え、ありがとうございます！志麻さん。」
「おお。よかったじゃん。
じゃあ俺、もうすぐお客さん来るから。」
うらたさんは控え室に戻っていった。
「センラさんもありがとうございました。」
「ん。じゃあ初ホスト、頑張ってな。」
センラさんも控え室の方へ向かっていった。
「ここから、全部俺のだから好きなの選んで」
「あ、はいっ！ありがとうございます」
紫ベースのスーツが多い。
というか、一人でこの量って流石にすごいな。
無難だと思われるものを選んだ。
けど、、、。
「あの、志麻さん。着替えられないんですけど？」
「なんで？別にええやろ。男同士なんやし。」
「それに、俺がここで出て行く方がおかしない？」
「そういうもんですか？」
ちょっと怪しさはあるが、後ろを向いているのを
約束して、着替えた。
身長はさして変わらないと思っていたが、
体格の違いがはっきりとしてしまった。
「着替えましたー。」
「少しデカイか？ でもそんな気にならんし、
良い感じ。さっさとお客さんとこ行ってこい。」
「はい。行ってきます！」
「志麻くんも人に物貸したりしはるんですね。」
「どうしたん、いきなり。」
「いや〜。珍しい事もあるんやなと」
「俺が物貸すのそんなに珍しいか？」
「そりゃあ、俺が新人の頃なんて今より俺様で
考えられなかったですよー。」
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藍逢(プロフ) - ありがとうございます。嬉しいです〜！亀更新ですがこれからも頑張ります！ (2019年12月20日 23時) (
レス) id: a1d75dc9c3 (このIDを非表示/違反報告)
イアナ(プロフ) - すごく面白いです！！ (2019年12月3日 12時) (レス) id: c58602d2dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lantana x他1人 | 作成日時：2019年7月1日 23時
