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慧side
早く準備を済まして薮のところに行かないと!
てか、山田は…?
さっきから見てないんだけど。
まぁ、別にいっか。
慧「喜んでくれるかな?」
スーパーで買ったやつを、カバンにしまう。
慧「よし!準備完了!んじゃあ、行きますか!」
カバンを持って立ち上がって後ろを向くと
慧「!!」
山田がいた。
音とか聞こえなかったから凄く驚いた。
今、心臓がバクバクしてるよ(苦笑)
涼介「……どこ行くの?」
慧「えっと…薮のところ」
涼介「……なんで?」
慧「勝手に実家に帰って心配かけたから、お詫びを持っていこうと思ってさ。」
涼介「……」
なんか不機嫌?
……なわけないよなぁ( 笑 )
慧「じゃあ、行ってくるね」
歩き出した時に
グイッ
山田に掴まれた。
慧「ふぁ?」
ダンッ
慧「っ!!」
掴まれて思いっきり壁に力強く押し付けられた。
その衝撃で持っていたカバンを落としてしまう
そのカバンは運良く柔らかいところに落ちた。
せ…セーフ(汗)
それにしても身体中が痛い。
山田って力加減ねぇよな……
涼介「……俺と一緒、いや2人っきりなんだから他の男のところに行くんじゃねぇよ!!つーか、俺の前で俺以外の名前を口にすんな!!」
低い声で大声を出して怒鳴ってる山田は知らない人に見えた。
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