監守の時間2 ページ9
次の日の朝
Aはいつも通りに遅く起きると、とあることに気づいた。
A「…ねぇ、プーチン、そのたくさんのあざどうしたの！？それにキレネンコのお気に入りの靴がボロボロに…｣
プーチン「えへへ、ちょっと打っちゃって…｣
プーチン(ガーベッジさんにやられたなんて言えない…)
A「…そうなんだ｣
Aは何か可笑しいと感じた。プーチンが怪我をするときことは滅多にないし、怪我をするとしても擦り傷やたんこぶなどで一ヶ所しか怪我しない。
それと、さっきからキレネンコが全く動いておらず、力が入っていないようだった。
A「…キレー？｣
キレ「…｣
Aはためしにキレネンコの肩を押してみたが、キレネンコは抵抗をせず、ばたっと倒れた。
A「…死んでる？｣
キレネンコは白目をしていて、一切反応をしなかった。
Aはキレネンコの頭の割れ目にナイフが刺さっていることに気付き、これは誰かがやったのだと分かった。
A(プーチンとキレネンコがこんなことやるわけないし…、だとしたらあのガーベッジ？)
Aは硬い扉を叩きガーベッジを呼んだ。
ガーベッジ「何でしょうか？｣ﾆｯｺﾘ
A「ねぇ、これってガーベッジがやったの？｣
ガーベッジ「いや、やってませんけど…、喧嘩でもしたんじゃないでしょうか？｣
A(ガーベッジ…嘘ついているよね？だって喧嘩したなら部屋はボコボコだし、囚人は刃物を持ってはいけない。それとあのナイフ監守専用なのに喧嘩とか言うわけないでしょ)
ガーベッジ「え？なに？疑っているんですか？｣
A「…正直に答えてください。貴方がやったんですよね？｣
ガーベッジ「はぁ？やってないですってば｣
Aはキレネンコ頭に刺さっていたナイフを抜き、ガーベッジに見せつけた。
A「これ、監守が使うやつですよね？？｣
ガーベッジ「…あ｣
A「ここまで酷い監守って思ってませんでした。カンシュも色々してたけどここまで酷くなかったです。最低！｣
Aは普段はやらない攻撃をガーベッジ向かって勢いよくやった。鉄の扉は吹き飛び、ガーベッジは白目をむいていた。
プーチン(Aちゃん、案外強かった)
次の日、監守がまたカンシュコフになり、Aは喜んでいた。
キレネンコは生き返っており、いつも通りにスニーカーの雑誌を読んでいた。
A「やっぱ監守はカンシュコフじゃなきゃね｣
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Hinako - キレさん…可愛い… (2022年9月30日 16時) (
レス) @page17 id: a388bae8ef (このIDを非表示/違反報告)
rainbow204649(プロフ) - 更新待っています！キレ様良いですね！ (2020年6月13日 14時) (レス) id: d0a66fb317 (このIDを非表示/違反報告)
るぅむ - 本当にこの小説良すぎます！更新頑張ってください！ (2019年7月29日 16時) (レス) id: aa74108c2d (このIDを非表示/違反報告)
桜猫(プロフ) - 私メリーさん、今自分のスマホの前にいるの、私メリーさん、これの続きが無いことが悲しいの…と言うわけで作ってくれませんかねぇ？ (2019年5月31日 21時) (レス) id: b3a762d464 (このIDを非表示/違反報告)
シュガーソテー - 本当に最高(о´∀`о)更新頑張ってください！ (2019年5月24日 20時) (レス) id: 99560f5a76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤマダさん | 作成日時：2019年3月26日 0時
