私は断然治派です (ページ4)

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推し3 ページ4

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ただ今、すごく眠くなる古典の授業です。

後ろの角名っちの席からは、寝息が聞こえる。

まぁ、おじいちゃん先生というのもあり、眠くなるのは自然現象だと思う。というか、結構寝てる人いる…。

そしてら私の推しの治くんも両腕を上手く使い、肘の力だけで頑張って寝ている。

頭がこっくりこっくりしてて可愛い!!

寝顔でも絵になる治くん…。

さすが私の推し。

治くんの体がどんどん前になっていって、体が大きく傾いた時に体がビクッとなり、目を覚ました。

まだ、寝ぼけているのか目をパチパチしている…。

かわっっ！…ってまた寝るんかーい。

こんな感じで、私は治くんを眺めるのに忙しいから、ぱっちりと目を開いてどんなに眠い授業中でも、起きていられるのだ。

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『角名っち爆睡だったね』

角「あの授業で起きてる方がおかしいよ。」

『私には推しを眺めるという忙しい仕事があるからね。ノートをとるのなんて、作業ゲーだし』

角「飽きないの？」

『日々、可愛さが進化しているから飽きるわけないでしょ今日も__「角名ーーー。」』

待って待って待って待って!!

今、私は角名っちの方を向いている…。つまり後ろを向いているというわけで、私より治くんの席の方が前にあるわけで…

何故気を抜いた私ｯｯｯ!!