伊野尾さんの妹は、反抗期 2

#65 ページ26

〜貴方〜



『ごーごー』




強風のような、雷雨のような音が聞こえる



大きな暗い屋敷にいた

そこに1人だけ、女の子がいた




｢貴方は、だぁれ？｣




？｢私は....『ビュービュー』｣




聞こえる前に、風の音がして聞こえない





？｢ここは、救世主がほしいと思う人だけがこれる屋敷｣





｢救世主....｣


？｢そう。貴方は今日、救世主兼新しい大切な人ができる｣



｢そんな人要らない。ここから出して｣



？｢そんなこと言わないで｣


？｢そのようなことを言う人ほど、大切な人がほしいのよ｣



｢.......｣


？｢まぁいいわ。これから、たくさんのことがあるけど、めげないで｣



？｢扉を開けなさい。また会いましょ｣



言われるままに扉を開けると、見たことがない空間が広がってた

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