どうしよう……。 ページ3
「ところで、どうしてスウィーツは前世に興味を持ったんですか?」
「なんかお父さんが言ってたんだ。人には前世っていうものがあるって。」
そう言って、スウィーツはその時の会話を話し始めた。
『知ってるか、スウィーツ。人にはな、『前世』っていうものがあるねん。人だけじゃなくて、動物もそうや。生命にはな、みーんな前世ってゆうもんがあるねや』
『へー。ところで、その『前世』って何?』
『............ぜ、前世は前世や!』
『だから、その『前世』がどういう意味か、っていうのを聞いてるんだよ』
『だから前世は前世や!』
『............へー』
「っていうことがあったんだよ」
「結局お父さんも分かってないんじゃん!」
「なんか写真みたいなのがあればいいのになぁ」
「あったら苦労しないまんねん」
ノキオの言葉に即答するボルト。
考えてくれているみんなに対して、
「僕の前世はお金持ちがいいです」
と、呑気なことを言うむすび。
「むすびはそんな願望かと思ったよ」
「さすがむすび。じゃあ私の前世はなんだろうな〜」
色んなことを話していたら、いつのまにか帰る時間になっていた。
「あ、もう帰らなくちゃ」
「ほんとだ。俺たちもそろそろ帰ろうぜ」
「またね。名作君」
「じゃあな!」
「またねです」
「また会おうまんねん」
「またね! 名作。も、も、も」
「うん、また明日!」
そう言って私はみんなと別れ、家へと帰ったのだった。
(私の、前世ねぇ?)
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ネガティブ女子(プロフ) - 46猫さん» コメントありがとうございます! 頑張ります! (2020年7月20日 21時) (レス) id: 34856ef03a (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - こんにちは!見にきましたよん!更新頑張ってください!応援してまふ←← (2020年7月20日 21時) (レス) id: d9ca8b4073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ネガティブ女子 | 作成日時:2020年7月19日 17時