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1日目 ページ2




_休み時間


ボーっと窓の外を眺めていると、校門の前に何かが落ちているのが見えた。



なんだあれ…子供?


子供ならヤバくないか??



俺は急いで校門前に向かった。

いちおう外出の許可を取り、校門の外に出る。

やっぱり、子供だ。
歳は小学生くらいか…
どうしてこんな所に……

取り敢えず、起こすか。



『おい、大丈夫か?おい!おいっ!』


コ「…ん」



体を揺すると、子供は小さく呻いた。



『おいっ!しっかりしろ!!』



子供はうっすらと目を開ける。
目線を合わせて、声をかける。



『起きたか?…ぼく、大丈夫か?』


コ「……え?」



子供は目を大きく開け、驚いているようだった。



コ「警察学校…?」



そう小さく呟いた。



『そうだよ〜。ぼく、漢字が読めるのかい?』



俺は背後の校門の柱に書いてある字を見てから、怖がらせないように笑いかける。



コ「う、うん…」


『そっか、君は賢いんだね!じゃあ、どうしてこんな所で寝てたのか、覚えてるか?』



少し考えてから、子供は困った表情をして首を振った。



『そうか…お父さんとお母さんがどこに居るかは分かるか?』


コ「お父さんとお母さん、海外に行ってて…」


『え!?ぼく一人なのか!?』


コ「うん、でもお世話になってる家があるから大丈夫!」


『そうなのか…』



今どきの親は凄いなぁ…
まぁ、色々家庭の事情があるんだろうなぁ…



コ「そうだっ!お兄さん、携帯貸してくれない?連絡して迎えに来てもらうから!」


『あぁ、わかった…あっ』



スマホ、部屋に置いてきた……



『ちょっと待っててくれるか?スマホ部屋に置いてきちゃってさ…すぐ取ってくるから!』


コ「うん、わかった」



子供の頭を撫でて、戻ろうとすると、校舎から見覚えのある金髪が走ってくる。



『あっ!降谷ー!!ちょっとスマホ貸してくんない?』


降「はぁ?なんでだよ…それより今日提出のプリントを_」


コ「あ、安室さんっ!?!?」


「『え???』」



子供が心底驚いた様な顔で、俺達の所に駆けてくる。

安室さんって、誰だ???降谷のことか????



コ「何してるの!?こんな所で…」


『ぼく、降谷のこと知ってるのか?』


降「A、この子供は?」


コ「……ぇ?」



子供が困惑した顔をしている。

頭が混乱しているのか?




てか、安室ってホントに誰????








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設定タグ:名探偵コナン , 警察学校組 , 降谷零   
作品ジャンル:アニメ
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猫月(プロフ) - nsc520mrtさん» ありがとうございます!!遅くなってしまっていますが頑張ります! (2022年7月19日 22時) (レス) id: 947bf1e80d (このIDを非表示/違反報告)
nsc520mrt(プロフ) - 面白いです!というか、神作品!頑張ってください!続きを楽しみに待ってます! (2022年5月13日 7時) (レス) @page15 id: b68ee5d058 (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - ツバキさん» ありがとうございます。そう言っていただけると励みになります。(^-^) (2022年4月19日 17時) (レス) id: 947bf1e80d (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - おはようございます(*^^*) こっちの小説も読みました。こっちもとても面白いです (2022年4月19日 8時) (レス) @page3 id: 86fb2be50d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫月 | 作成日時:2022年4月18日 13時

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