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降谷side

風見「すいません、降谷さん」

降谷「いや、いいんだ」

俺はAさんになにもできていない


Aさんをを
俺から離れさせるために守るために
Aさんを傷つけることも

逆に
これから先
ずっとAさんを幸せにすることも
笑顔にすることも……


今、俺は最後の1日だというのに
彼女のそばにいることすらできていない


Aさんからは
すべてをもらっているというのに

降谷「絶対、すぐ終わらせる……」

Aさんのために


また
Aさんの笑顔をみるために
Aさんの声を聞くために

なにより
Aさんに好きっていってほしくて

嘘でもいいから

もう一度だけでも






そして、仕事が終わったのは
夕方になってからだった

降谷「結局、すごく待たせてしまった……」

ギリギリ、閉園時間には間に合うだろうか






安室「待たせてしまいましたね」

「いえ……
よかったやっぱり、また会えた」

安室「最後になっちゃいますが
何に乗りたいですか?」

彼女は地図を見ながら考えると


「じゃあ、観覧車で
たくさんお話できますしね」

彼女はふわりと笑うと

「行きましょう」

また、笑顔で僕の手をひいてくれた

安室「……はい」

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青陽(プロフ) - ありがとうございます!これからもよろしくお願いします (2018年12月24日 16時) (レス) id: 4745e83d6b (このIDを非表示/違反報告)
凪葵 - 続編おめでとうございます!! (2018年12月24日 16時) (レス) id: 252b88cf3d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青陽 | 作成日時:2018年12月24日 16時

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