Madonna Lilly

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Aside

朝御飯が食べ終わり

その時間はやってきた

平穏にはもうかえれないかもしれない

安室「じゃあ、話そうか

Aが察しているとおり

僕はいい人間ではないよ

この先、君が僕にどうしようとそれは君のかってだよ

僕から離れてもなにも言わない

いや、言えない…か

それが、当たり前なんだ」

「うん」

そんなことない

とはいえなかった

哀ちゃんの敵だとしたら

私は彼のそばにはいれない

それはもう決まっていることなのだ

安室「僕は、君達の敵だ」

「そっか…」

嘘だ

やだよ

そばにいたい

でも、そばにいれない

安室「僕から離れると…それは賢い判断だ

ただ、明日だけでいい

明日だけ、僕に時間をくれ」

明日だけか

私たちの終わりへのタイムリミットは

どんどん減っていく

終りが近づいている

「はい」

少し、しんみりとした空気になる

それを壊すように

安室「明日はそんなこと忘れて楽しもうな

僕は、ただ君の笑顔がみたいんだ

たった一秒一瞬でも君を幸せにしたい

喜ばせたい」

嘘じゃないんだ

私を好きって気持ちは嘘ではないんだ

だって嘘だったら

私たちは今ここで終わってた

彼の一日をくれた

そう、思いたい

「私は…一秒一瞬でもあなたのそばにいたい

私もあなたを幸せにしたい」

終わりへのタイムリミットは

私たちの幸せを壊していく

せめて

私がただの一般人なら

彼らの標的が哀ちゃんじゃなかったら

私達は一緒にいれたのだろうか

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