検索窓
今日:6 hit、昨日:3 hit、合計:10,840 hit

33 ページ44

安室side

安室「ミステリートレイン……ですか」

「はい!園子ちゃんに誘われたので行くことにしました」

シェリーをそこで殺 すつもりだったんだけどな……
まさか、Aさんがくるとは

「透さんも行くのかなーって思ってたら用事あったんですね」

安室「はい、仕事で」

「残念です……」

安室「僕も残念だよ」ギュッ

後ろから抱き締めると
やっぱり華奢だと思う

「うわっ!びっくりした」

まだ付き合って数週間なのに……
もしかしたら、僕達の別れは近づいてきてるのかもしれない

そう思うとどうしても怖かった

安室「A……好きだ」

せめて、今は降谷零として
好きと言いたい
口調も呼び方も変わったにもかかわらず彼女は

「私もすごく好きですよ」

僕の気持ちに気づいたのか気づいてないのかは知らないが
そう、いってくれた

「私……やっと守りたいって思うものができたんです」

ふいに、彼女がそう呟いた

「もし、透さんが敵だとしたら……
私はどうしたらいいんでしょうかね」

もし、彼女の守りたいものがシェリーだとしたら
僕は……いや、僕らはどうしたらいいのだろうか

安室「さぁ……たとえ敵でも僕はAさんが好きなので
たとえ、敵だと知って貴女が僕を嫌いになろうと
僕は貴女が一番好きな人だ」

だが、一番大事なもの(日本)のためなら
俺は……
彼女だって殺してしまうのだろうか……

「もう……嫌ですねこんな、暗い話
せっかく二人でいれるんだものほかの楽しい話しましょ」

安室「そうですね……」

お互いに嘘をついていることは明らかだ
でも
お互いにそれに気づかないふりをして

笑って

話して

いつもと変わらない時間をすごした

この時間が永遠と続くものでありますように

34→←32



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

青陽(プロフ) - ありがとうございます!そうですね……もう少しです!頑張りますね!! (2018年12月21日 17時) (レス) id: 4745e83d6b (このIDを非表示/違反報告)
瀬那(プロフ) - もうそろそろで続編かな?無理せず頑張ってください!!応援してます! (2018年12月21日 17時) (レス) id: bc3a4067d2 (このIDを非表示/違反報告)
青陽(プロフ) - 怜奈さん» ありがとうございます!そういってくださるととても嬉しいです!これからも頑張ります! (2018年12月5日 20時) (レス) id: 4745e83d6b (このIDを非表示/違反報告)
怜奈 - 受験生なんですね……頑張ってください!無理はなさらずに!!更新楽しみに待っております! (2018年12月5日 20時) (レス) id: 252b88cf3d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:青陽 | 作成日時:2018年12月2日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。