Madonna Lilly

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安室side

やっと気持ちを伝えることはできたが
どうしたらいいのだろう

多分、彼女は俺を安室透として好きになった
降谷零と安室透は違いすぎる
彼女はきっと、降谷零は好きにはなってくれないだろう

それに、これで組織のことに巻き込んでしまったも同然だ

もし、俺がNOCだとバレたら
彼女にも危害が加えられるだろう

「どうしたんですか？安室さん難しい顔して……」

安室「ちょっと、色々ありまして
それより、Aさん
せっかく恋人になったというのに
安室さん呼びはひどいですよ」

「あ、それもそうか
それじゃあ……



透さん」ﾆｺｯ

この笑顔すら消してしまうかもしれない

安室「Aさん……ちょっときて」

というと素直にこちらにきた

「どうしました？」
ｷﾞｭｯ

安室「僕はきっと……貴女が思うような人ではないですよ」

「そうですか……でもきっと
それでも私は透さんが好きです

始めてなんですこんなに誰かを好きになったのは……
だから私は何があったとしても
ずっと、貴方が好き」

安室「ありがとう……
そうですね
僕もきっと何があったとしても
貴女のすべてが大切だ」

この幸せな時間がいつ壊れてしまおうと

きっといまは
この幸せをかみしめていても
罰にはならないだろう

安室「では、僕もそろそろ帰ります」

「あ、はい

今日は色々ありがとうございました」

安室「僕もありがとうございます」

君の言葉でどれだけ救われた気がしたことだろう

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