愛の深さだけ傷を残して（末吉秀太） ページ39
Shuta side
A｢秀太くん、もう私達終わりにしよう。｣
唐突に彼女から言われた言葉。
秀太｢なんで、、｣
｢なんで｣なんて言ったけど
Aが俺に対して恋愛感情が消えていってるのは少しずつ感じてた。
こんなに大好きなんだよ？
、、、気づかないわけないじゃんね。
A｢もう、秀太くんの事好きじゃない｣
サラッと放たれたその言葉。
俺が1番聞きたくなかった、その言葉。
もう彼女の嘘をみて苦しむことなんて無くなるんだ。
｢きっともうAは俺の事好きじゃないんだろうな｣
｢でも俺はAを離したくない｣
｢きっと、見間違えだ、きっと。。｣
そんな脳内戦争だって今日でおさらば。
だけど、辛くて。
俺に気がなくてもいい、
俺の事をまた好きになってくれるまでずっとそばにいて欲しい。
｢嫌だ、別れたくない｣って本当は言いたいけどそんなこと言う資格すらもう今の俺には無くて。
秀太｢最後に、キスだけ、してもいい？｣
Aの唇と俺の唇が重なる。
いつもより、ちょっと長いくちづけ。
俺からでたしょっぱい味も混ざっちゃって。
秀太｢、、、ごめんね。｣
A｢私こそ、ごめんね｣
あんなに赤かった唇の色が落ちるくらい重なり合った。
けど、もう二度と重なる事はないんだ。
A｢もう、時間だね。｣
A｢今まで、ありがとう。
大好きだったよ。｣
秀太｢こちらこそ、ありがとう。愛してる。｣
君との最後の会話。
俺の前から居なくなったAの顔はもう既に俺の前では見せない表情で。
本当は今すぐにでも抱きしめたいくらい離れたくないけど
｢俺と別れることでAが幸せになれるなら｣って思って別れた。
でもやっぱり俺にはAが必要で。
秀太｢A、会いたいよ。。｣
1人夜空の下で呟くけど届く訳なくて。
消えない傷を抱えて今日も雫が生まれる。
続く
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瑠美奈(プロフ) - ゆうさん» 早速間接的ではありますがドームの内容を入れたものを投稿してみました！ 楽しんでいただけたら幸いです。 (2020年5月2日 19時) (
レス) id: 95379dad05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - めっちゃ楽しみに待ってます！ (2020年5月2日 7時) (レス) id: 97c8c14bd9 (このIDを非表示/違反報告)
瑠美奈(プロフ) - ゆうさん» 投稿し始めて間もないのに、コメントして頂きありがとうございます！ 最近の話題(特にPLUS)の事を出しすぎたかな、と悩んで居たので面白いと仰ってくださったのがとても嬉しいです！ 近々最近の話題を取り入れた物をUPする予定なのでその際は読んで頂けると嬉しいです！ (2020年5月2日 2時) (レス) id: 95379dad05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 最近の話題ばっかで面白かったです！ (2020年5月2日 0時) (レス) id: 97c8c14bd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠美奈 | 作成日時：2020年5月1日 14時
