なんでお前だったんだろう【ふまけんBL】 (ページ42)

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Kent Side ページ42

菊池と図書室に行き、先生の指示で動く

なんか本を整理してほしいんだって〜

荷物をそこら辺の机に置き、俺たちは作業を開始した

風磨「中島、俺高いところやるからお前下やれよ」

「なんでよー
俺高い方がいい〜」

風磨「俺の方が背高いんすけど」

「関係ないし…」

ちょっと不貞腐れた態度をとってみると菊池は呆れた顔をした

風磨「はぁ〜…ったく笑」

「呆れないでよ笑
これ取ったら交代するからまっ…うわっ…！」

風磨「中島！」

ﾄﾞｽﾝ

俺が脚立の上で背伸びをしたせいでバランスが変になり思いっ切り倒れてしまった

こんな事になるなら菊池に代わっとけば良かった…

なんて思って目を開けると目の前には菊池風磨の顔が

「えっ…！？」

風磨「ばか…
だから言っただろ…」

俺、床ドン状態です…

菊池の顔が…

菊池の顔が…！！！

「ちょっ、重いよ！降りて！」

これ以上自分の顔を見られないように菊池をどかした

風磨「お前なぁ〜…
ケガない？」

「だだ大丈夫！」

風磨「いや、テンパリすぎだから…笑」

俺今の顔平気かな…
菊池、ガッツリ俺の顔見たよね…

風磨「お前にケガないならいいや
ほら、早くやんねーと大野さんに怒られんぞ」

「そ、そうだね…！
やっちゃお！」

心臓に悪い…