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第５６話目 アズールVS監督生２ ページ16
レオナside
瓦礫に巻き込まれた風夜…
呼びかける草食動物は焦っている
嵐「神託は下された、我は裁きを下すもの、天秤よ我に力を与えよ…」
この詠唱は何だ？
嵐「天使の審判(エンジェル・ジャッジメント)…！」
これはあの時の！
嵐「頼む…、答えてくれ…。」
盗「えっ？なんスか?」
茸「この魔力量は…」
巻「これって、小エビちゃんの…」
１年坊主達は慌ててるが何を慌ててるんだ?
嵐「時の皇帝(タイム・エンペラー)！」
温かい光が周りを包む
オレも感じた光だ、それでも…
嵐「なんで…、なんでなんだ…。答えてくれよ…」
何度も呪文を唱えるが風夜は変わらない
嵐「オレはなんでいつもこうなんだ…。何のためにこの魔法を手に入れた…。何のために力を手に入れたんだ…。何のために…。頼む…答えてくれ…。誰か…」
風夜を助けて…
ただ一言、その声が空気を震わすがオレ達は誰一人とも動けなかった
あいつの答えを出してやれるやつなんていないから
思っていたのに…
？「怨恨を癒せ、罪を償え、人々を幸せに導け！」
心「この詠唱は…」
オレ達は慌ててその声の主を見て驚く
嵐「デュ…、デュース…」
視線の先にはいつもあいつと一緒に笑ってる青い１年が真剣な顔で立っていた
第５７話目 約束の声→←第５５話目 アズールVS監督生始まり
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作者名：白魔剣士 | 作成日時：2022年7月4日 23時
