閑話その日のオンボロ寮生ズ４ ページ21
Sideケイト
トレイ君の問に二人は考える
夜「僕は、戻りたい」
その言葉を聞いたときにオレたちはショックだった
あんなに未来の二人は笑ってたのに…
嵐「オレもだな」
これにはエースちゃんもデュースちゃんも涙目だ
心「か…、管理生…。俺はお前を救えないのか?」
峠「監督生…、僕はやっぱり迷惑だったのか?」
あらら…、なんか泣きそうじゃない?
夜/嵐「でもね/な…」
さっきとはうって変わって笑う二人はこう言った
夜/嵐「今はまだ、このままの時を過ごしたい」
二人とも元の世界では学生らしい生活をおくれているとは言えない
あいどる？っていうのは大変らしい
嵐「それに、なかなかいないですよ?オレが兄さんって呼ぶのは?」
夜「まだ、こんな夢みたいな経験を終わらせたくない」
その顔を思わず撮っちゃった
その顔は消える前に見た二人を幼くした感じでなんか胸が苦しくなる
未来の二人の泣き笑う顔も、今の二人の泣き笑う顔もマジカメにアップはしない
後でリドル君たちにだけあげよう
夜/嵐「だからね/な、元の世界に戻るまではよろしくね/な!」
さっきまでとは違う笑う二人はいつもの二人だった
これはオレたち、ハーツラビュル寮と異世界から来たオンボロ寮生のある数時間だけの奇跡の話
未来を選ぶ二人のあり得るであろう世界の話
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こんにちは、黒魔剣士です!
意味不明な番外編でごめんなさい
この話は、ハーツラビュル寮のパーティーの後の話ですね
"時の皇帝"(タイム·エンペラー)はある意味一つの可能性を見せるという意味で使わせていただきました
もし、監督生と管理生がこのツイステットワンダーランドに残ったらという創作未来です
もちろん、風嵐には"survival"という居場所が、風夜には"season"という居場所があります
なので元の世界…、あんさんぶるスターズの世界に帰りますが
もし、二人が何もかも捨てて逃げたいと感じた世界線の二人です
次はサバナクロー編は弟の白魔剣士が担当します
ハーツラビュル編でもこれだけ原作からそれまくっておりますが応援よろしくお願いします!
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作者名：白魔剣士 | 作成日時：2018年10月25日 20時
