１ ８ ０ °

王 子 様 ページ17

.

( A side )






何が起こったのか 。


私には分からない 。 __




なんで 今 、、



空き教室にいるの . ？




.




「 あー、悪ぃー。」


全く謝る気のない 金髪 くん 。


.


『 なんの ..よう ？ 』


「 なんとなく 」




... 会話になってません。



.


「 まっすーとどんな関係？ 」




まっすー？


『 貴久？ 』




「 うん 」




貴久 とは



『 幼馴染み。 』



「 なに 好きとか？ 」



好き？

そんな訳ない。

ただ 貴久は ..



『 私の事分かってくれて ..優しくて
. 守ってくれる 王子様みたいな感じ 』




「.. ｯはは(笑) 王子様 ね 」




『.. // 』



「 なに照れてんの(笑) まっすーがねー .」



'' まっすーが王子様かー ''

とか 腕を組んで

そんな事ばっかり呟いてる 。




.



『 もう、何も無いんなら帰ります 』






「 待って 」



. . 今度はなに！？



.



「 俺 手越祐也。 」



『 はい。』



「 祐也って呼んで♡ 」



『 いや、 』



「はは(笑) ですよね〜 」



『 じゃ、』




と ドアを開ける。









「 白玉小豆パン とか無理すんなよ 」



... 思わず 振り向くと









金髪くん も 窓から外を眺めていた 。




.





なんで

初対面に近いのに









私の気持ちをわかってくれるの 、？___

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