三橋君は女のコ！【今日から俺は！！】

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京子「アイツらです」


学校玄関で4人縦に並んで
不良共を見る


明恵美「京子さんが言い寄られて逆にボコボコにしてから毎日ああして…」


汚い物を見るような目で
不良共を見る明美ちゃんと京子ちゃん


『あたしに任せて!!』

伊藤「頑張りますわよ」


そう言って不良共に近付いていくと
不良共は私達をマジマジと見ている

『なんなんですか？あなた達ぃ』


なんか楽しくなってきて
可愛い女の子を本格的に演じる気分になってきた


不良共「はぁ？逆になんなんだよお前ら
京子出せよ京子!!」


伊藤「京子ってぇよく見たらそんなに可愛くないですよ？」


『そうですよ背も小さいしぃ、性格もバリバリ悪いし』


地味に後ろから殺気が飛んで来た気がする


伊藤「私達じゃダメですか？」


「こいつらも結構可愛いぞどうする？」

「俺あの金髪タイプだ「ダメだよ!!
アニキから京子連れて来いって言われてんだよ!!」

なかなか折れない不良共
キモイけど最後の手段で行くとするか

『お願い、あたしアンタがタイプぅ』

そう言いながら目の前の不良に1人に抱きつく

不良共「うぅぉぉぉ」

嬉しそうな歓声を上げる不良共

不良「おいおいやめろって…」

『めっちゃ好っきゃねん!!!』

そう言いながら
その不良の急所を思い切り蹴り上げた

それを何回も繰り返し
伊藤もそれに参戦した

案の定めっちゃ痛がる不良共


最後は「お前らこれでただで済むと思うなよ」

と言いながら帰って行った


『二度と成蘭に手ぇ出すんじゃないわよ!!』


伊藤「なんか嫌なんですどこんな卑怯な勝ち方、急所蹴るとか」

ちょっと苦そうな顔をして言う伊藤
ちょっと申し訳ない


『バカもの卑怯だろうがなんだろうがな勝てばいいんだよ』


後ろから足音が聞こえて振り返ると
京子ちゃん達が立っていた


明美「つ、強んっスねぇ…お2人…」


めっちゃ戸惑ってるやん


『えぇち○こは痛いんですよハハハハハ』


京子「さすが…軟高の頭」


『それほどでもありません』


伊藤「なんか…これで済むと思うなよ!!みたいなヤクザ映画の台詞みたいな事言ってたから
これで済まなかったらまた来てよ」


京子「あぁありがとう」

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