【ヒロアカ】爆豪くんを落とす方法１ (ページ5)

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3日目ページ5

爆豪くんも雄英なの？

じゃあこれから一緒の学校に通えるってこと？

いや、あれ本当に爆豪くん？？

頭の中は混乱状態で足が止まる

３年間も片思いしていた人が今目の前にいる

『嘘でしょ….？』

嬉しすぎて涙出そう

私は思わず爆豪くんの元へ駆け寄った

あの日のお礼を言うために

『あの！！！』

そう声をかけると、不機嫌そうな声を出してこちらに振り向く

顔は怖いけど、その人は確かに３年前私を助けてくれた人で、

爆「あ゛ぁ？」

『えっと、私君に助けてもらって！で、あの、
あの時は、ありがとう！！』

緊張しすぎて上手く喋れない

それでも、私を助けてくれて
ヒーローを目指すきっかけをくれたあなたにどうしてもお礼を伝えたかった

『そ、それで爆「誰だテメェ」

『あっ…..』

そうだよ、覚えてるわけない

それなのに私、一方的に話しかけて….

『そ、そうだよね！急にごめん！』

私は恥ずかしくなり走り出す

するとぼそっと爆豪くんがつぶやいた

爆「…お前、電車の羽女か？」

私は立ち止まる
覚えててくれたんだ
そんなことすら嬉しくて目尻が熱くなる

振り返ると相変わらず爆豪くんは顰めっ面だったのに

爆「あの後、大丈夫だったんか」

そんな、優しい言葉をかけてくれる

ああ、好きだ

『大好き』

爆「…….は？」

『え？』

あれ、私今の

声に出てた？