38日目 ページ40
ホームルームが終わり、あっという間に昼休みになった
切「あんなことはあったけど、テンション上がるなあおい!」
佐「雄英に入った甲斐があったぜ!」
葉「尾白くん、私なんだか緊張してきちゃった!
体育祭、目立たなくちゃ!!!」
尾「う、うん、でも葉隠さんは相当頑張らないとプロに存在気付いてもらえないかもね...」
A組の話題は体育祭で持ちきり
そんな中、翻弄されたように呟く緑谷くん
緑「みんなノリノリだ、、」
『活気で満ち溢れてるねえ』
飯「ヒーローになるため在籍しているのだから燃えるのは当然だろう!」
麗「デク君、飯田君、Aちゃん
がん゛ばろゔね!!!!」
お茶子ちゃんの方を見るとすごい顔をしていた
『お茶子ちゃん!?』
緑「か...顔があれだよ!?麗日さん!!」
芦「どしたー?全然うららかじゃないよ?麗日〜」
すると大きな声を出してクラスに叫ぶ
麗「みんな!!私゛頑張る゛!!!!」
「「おっおおー」」
切「けど、どうした?キャラがふわふわしてんぞ...」
みんながヒーローを目指す理由って何なのだろう
うららかじゃないお茶子ちゃんをみて私はふと疑問に思った
そう言うの聞いたことがないかもしれない
今度聞いてみよう
そう思った矢先
緑「そういえば麗日さんはどうして、プロヒーローになろうとしているの?」
ヒーローを目指す理由をちょうど話題にしてくれた緑谷くん
お茶子ちゃんは少しびっくりした後に、
恥ずかしそうに答えた
麗「えっと、それは....」
『おっお金!?』
緑「お金欲しいからヒーローに?」
麗「究極的にいえば!
なんかごめんね不順で!
飯田くんとか立派な動機なのに私恥ずかしい....」
そう言ってほっぺたを両手で覆うお茶子ちゃん
飯「なぜ?生活のために目標を掲げることの何が立派じゃないんだ?」
緑「うん、でも意外だね」
するとお茶子ちゃんは自分の家のことを話してくれた
どうやら建設会社をやっている両親を楽させてあげるためにヒーローを目指しているようだ
そう話してくれたお茶子ちゃんの顔は真っ直ぐで
『お茶子ちゃんは、かっこいいね』
両親がいて、恩返しが出来る
それがとても羨ましい....
麗「え!?そうかな??Aちゃんに言われると照れる!、」
すると急に飯田くんが拍手をしだした
飯「ブラーボー!!麗日君!
ブラーボー!ブラーボー!!!!」
麗「えへへっ」
13人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Sa_yak | 作成日時:2024年3月27日 13時