【ヒロアカ】爆豪くんを落とす方法１ (ページ34)

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32日目ページ34

私は一度家に帰り、最低限の荷物をまとめる

今度持ってくように必要なものはダンボールに詰める

『よし、これでいいかな？』

この家とも当分の間お別れだ
狙われている以上、頻繁には帰ってはこれるはずがない

私はお爺ちゃんの写真を母と父の写真の隣に並べる

そしてみんなに笑いかける

『いってくるね』

私は大切な思い出が詰まった家を出た

『ついた、すごいなあ』

目の前には私が住んでいた家とは比べ物にならないほど大きなマンション

今日からここが、私の帰る場所

先生と一緒に住むとか、なんかむずむずする
しかもヒーローとなると

誰と住むのか聞き忘れてしまった私は緊張していた

オールマイトとかだったらどうしよう！？
なんかちょっとワクワクしてきたかも、

部屋番号を押すと男の人の声が聞こえた

？「おお、きたか

どうぞ」

すると、エントランスのドアが開く
声でわかると思ったけど、全然わからなかった

あんな声の先生いたっけ？
私は先生から荷物の入ったダンボールを受け取り、部屋へ向かった

ちなみに護衛はエクトプラズム先生

後ろから隠れてついてきてくれていたみたい
全然気が付かなくていないのかと思った

さすがヒーロー

　

........せっかくなら隣歩いて一緒に帰った方が楽しかったのに、

部屋の前につき、もう一度インターホンを押す

すると中から出てきたのは
げっそりした金髪のおじさん

『えっと、あ、部屋間違えました、、』

オ「あ、ちょっとまって！

天羽少女だろ？あっているさ！」

え？いや誰？

私ヒーローに護衛されるために住むんじゃないの！？

よっぽど不審そうな顔をしていたのか黄色いおじさんはすごく慌てている

でも、学校でこんなおじさん見たことないし…..

オ「酉野空彦(とりのそらひこ)を知っているだろう？」

『.....空彦(そらひこ)おじちゃんのこと、ですか？』

オ「あぁ！！僕はその教え子さ！！」

え、教え子？？

空彦おじちゃんは昔私のお爺ちゃんと仲が良かった理由で、遊んでもらっていた記憶がある

そうだ、両親が亡くなってから急に会うことが減ったんだ
何でだっけ？

よくよく考えると私の記憶はところどころ欠けている
小さい頃だったから記憶が曖昧だったんだって理由であまり気にしてこなかったけど

流石に不自然すぎる