【ヒロアカ】爆豪くんを落とす方法１ (ページ32)

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30日目ページ32

いつまでも泣いていられない
大丈夫だよお爺ちゃん

私ら最高のヒーローになるから
天国で見ててね

私は相澤先生に連絡をして学校に向かった

学校に着くと、相澤先生はすでに下駄箱の所に立っていた

....包帯でぐるぐる巻きだ
普通に考えると、昨日あんな大怪我してたのにもう立てるとかすごいなこの人

回復が早すぎる

『無理言ってすみません。』

相「いや、いいんだ..

天羽、大丈夫か？」

相澤先生は私の顔を見て真剣な顔でそう言う

あぁ、やめてほしい
そういう優しい顔で私を見ないでほしい

涙が出そうになるのを堪え

『大丈夫です！』

そう笑顔で答える

相「そうか、まあなんだ、困ったことがあったら言うといい」

そう言い歩みを進める

『...ありがとうございます

あの、相澤先生も大丈夫ですか？？』

相「このくらい大したことはない」

大したことあると思うんだけど、、、

応接室に案内され、中に入ると
そこには、校長先生が座っていた

話の内容にあらかた予想はついていて、
きっと昨日の敵(ヴィラン)の発言についてだろう

私はソファに腰掛ける

校「やあ、今日はわざわざ時間を作ってもらってすまないね」

『大丈夫です。こちらこそ、一度断ったのに無理を言ってすみません。』

校「大丈夫さ！
お爺さんのこと、お悔やみ申し上げます」

真剣な声で、改まって言われた

『あの、大丈夫です！』

今はあまりお爺ちゃんのそういう話はしたくない
少しでも思い出すと、涙が出てしまいそうになる

『それで、話っていうのは、』

相「あぁ、昨日の敵(ヴィラン)のことでな
緑谷から色々話を聞いたんだが、記憶がどうのこうのって言われていた見たいだな」

『はい....』

あれ、あの時緑谷くんいたっけ？
近くに潜んでた、とか？

校「それにその見た目、何か心当たりはないかい？」

『あ、えっと、見た目のことに関しては多分私の祖父の個性だと思います。私の見た目をずっと変えていたんだと思います。

でも、それがなぜかはわからないし記憶も何のことだか..』

相「そうか、それともう一つ

天羽、お前治癒能力あるだろ」

『え、？』

また治癒？

緑谷くんも前にそんなようなこと言ってた

『えっと、私そんな能力使えないです、

この前緑谷くんにも言われて....

その、どうして私に治癒能力があるって思ったんですか...？』