【ヒロアカ】爆豪くんを落とす方法１ (ページ17)

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15日目ページ17

轟くんは戦闘訓練を快く引き受けてくれた

すぐに決着がつくが、いいのか？

なんて言われてしまったけど
私、相当舐められてるかも

やると決めたからには絶対に負けない

見ててよ、爆豪くん
絶対に勝つから

くじ引きで、
私は敵側、轟くんがヒーロー側となった

2人とも位置付き
戦闘訓練がスタートする

きっと、轟くんは最初にビルを凍らすと思う

私は翼を使って少しだけ浮く

部屋がそこまで大きくないから飛びにくいが、最初の氷の攻撃さえ避けてしまえば、対面の交戦に持ち込める

すると予想通り、氷で部屋が覆われる

『ひぃっ、さむ』

そこから10秒と経たないうちに轟くんは部屋にやってきた

轟「まあそうだよな、」

私を確認するなり、こちらに向かって氷を出そうとする
咄嗟の動きの判断が早い

私は翼を思い切り羽ばたかせ、轟くんの間合いに入る

氷を出そうとしていた手を下に向け
左手を轟くんの目の前に出す

さっき体内に溜めておいた光を手のひらから放つ

轟「うぉっ」

轟くんはよほど眩しかったのか、目を瞑り
片腕で目を覆う

よし、このまま体制を崩して

そう考えた直後、私の体は動かなくなった
数秒経っていてつく冷たさを感じ、自分が氷で覆われていることがわかった

氷は部屋の半分を埋め尽くし、外にまで達していた

轟くんの圧勝だった

訓練が終わり、轟くんが氷を溶かしてくれる

『やっぱり強いね、轟くん』

轟「あぁ、」

『轟くんと私、個性複数持ちで似てるなーとか親近感湧いてたけど、全然違うや』

轟「そうか」

轟くん、イケメンだけど反応薄めだなあ

『そういえば、轟くんて火あんま使わないんだね』

すると動きが少し止まるが、また氷を溶かし始める

轟「今使ってるだろ」

『いや、対戦の時
さっきも、今も火出すそぶり出さなかったなーって
個性2個持ってるのに勿体無い...って』

え、
なんかすごい怖い顔してるんですけど
なに、こわい

少しの沈黙の後

轟「俺が戦う時は氷しか使わねえ、」

なんて、氷宣言をして
部屋を溶かすなりモニター室に行ってしまった

......私今日地雷踏む日なのかな

反省しよ、、