【ヒロアカ】爆豪くんを落とす方法１ (ページ12)

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10日目ページ12

翌日
昨日と同じ時間に登校していると、
目の前を爆豪くんが歩いていた

いつもこの時間なのかな..？
爆豪くんの元に駆け寄ると私に気づいていないのか、呑気に大きな欠伸をしている
眠そう....かわいい

『爆豪くんくんおはよう！！！』

そう大きな声で話しかけると、
体がビクッと跳ね上がりこちらに振り向く

私の存在を確認すると、

爆「朝からうるさいんだわ羽女！」

そう言っておっかない顔でこちらを睨む
爆豪くんってこの顔しかできないのかな....？
さっきの欠伸している顔はめちゃめちゃ可愛かったのに、
もったいないなー、

『羽女じゃありませーんAでーーす』

爆「んなもん呼ぶか！！」

そう言ってズカズカと校舎へ入る

ひどいなあ、少しくらい話してくれてもいいのに

『ちょっと待って爆豪くん！！』

小走りで後を追いかける

爆「おいテメェ、おれぁ昨日言ったよな？テメェと乳繰り合ってる暇わねえんだ、いいか？わかったら2度と近寄るんじゃねえ」

『はぁ、もうちょっと笑顔の練習しないとNo.1になんてなれないと思うけど....』

　

ってやば
私が言った言葉は爆豪くんの地雷を踏んづけてしまったらしく
さっきの威勢のいい爆豪くんではなくなり急に静かになる

少しの沈黙の後、爆豪くんは今までにない怖い顔で私を見た
そして、

爆「だまっとれ、それ以上話しかけたらぶっ殺す」

いつもよりもずっと低い声で私にそう言い放ち
教室へ行ってしまった

あぁ、、やっちゃった
あれは完全に地雷だ

これは本当に嫌われちゃったかもしれない......

今すぐに追いかけてもしつこがられてもっと嫌われちゃうだろうからあとで謝ろう....

私は1人寂しく教室へ向かった