145話 ページ10
宿儺｢2週間ぶりだな｣
寝転んだ状態のAをしゃがんで見る
Aはジト目の状態で宿儺を見つめた
『､､､チッ』
起き上がる
『またかよ』
まだ2回目だが流石と言うべきか、特に焦ることなく慣れた様子で頭をガシガシと搔く
宿儺｢､､､チッ｣
宿儺もAの態度に舌打ちをした
宿儺｢もう少し愛らしい反応を出来ないのか。わざわざ呼んでやったというのに｣
『そう思うなら二度と呼ばないでくれる？』
頬杖をつきこちらを睨む宿儺に負けじと睨み返す
宿儺は不貞腐れたのか視線を僕から外した
宿儺｢､､､��︎︎前のﾞお前はもう少し素直な奴だった｣
一人称は私だったし、言葉遣いも柔らかくお淑やかだったと文句を垂れる
少しイラつくが気になる発言に宿儺をじっと見つめた
『､､､その言い方、やっぱ前世で知り合いだった？』
宿儺｢！､､､思い出したのか？｣
『違ぇよ。僕が勝手に予想してただけ』
思い出したのか聞いたってことは僕の考えはあってるな
『前世の僕が宿儺に対してどんな対応だったか知んないけど、所詮は前世。僕とそいつを一緒にしないでくれる？』
宿儺｢ﾞ契りﾞを交わしたんだ。肉体が違うだけで精神は同じだ｣
宿儺の言葉に顔を歪める
やっぱ交わしてやがったか
面倒臭い事しやがって
宿儺｢お前も思い出せば分かる｣
『分かりたくねぇよ』
興味無い
宿儺｢無駄だ。お前は絶対思い出す。俺とのﾞ約束ﾞだからな｣
ケヒヒと意地悪く笑う
Aは思わず殴りたくなり、拳を握った
宿儺｢分かりたくないと言う割には俺との関係が気になっている様だな。どれ、もう一度接吻してやろうか？｣
その言葉を聞いた瞬間勢いよく距離をおく
呪力を使えないとはいえ体術はそれなりに出来る
捕まらなければ問題ない
ﾋﾞｷ
宿儺の額に青筋が浮きでる
Aが勢いよく逃げる様にイラついたのだ
宿儺｢(そんなに俺との接吻は嫌か)｣
宿儺はイラつきを発散するため転がっている骨を蹴り飛ばした
勢いよく飛んで言った骨は骨の山に当たり、大きな音が響き渡る
それで鬱憤が晴らせたのか胡座をかき僕の名前を呼んだ
宿儺｢来い。乗れ｣
『はぁ？』
警戒してる相手に近づくわけねぇだろ
アホかと眉間にしわを寄せた
宿儺｢乗せるだけだ。何もしない｣
『信じれるか』
Aの返答にため息をつく
宿儺｢強情な奴め。前世について教えてやる｣
！！
宿儺｢だから早く来い｣
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胡蝶 恵@副垢(プロフ) - 好きです(唐突な告白) (2022年1月9日 3時) (
レス) @page22 id: 5b2f0bd76c (このIDを非表示/違反報告)
モッチー(プロフ) - ミリアさん» コメントありがとうございます！自分の作った作品をそんな風に言って頂けてとても嬉しいです(*^^*)これからもどうぞよろしくお願い致します！ (2021年3月21日 18時) (レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く楽しめました!!。成り代わり作品は、大好きなのでこの作品も凄く好みで良かったです。これからも無理せず自分のペースで更新頑張って下さい。 (2021年3月21日 15時) (レス) id: 98ce85bdde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モッチー | 作成日時：2021年3月15日 12時
