142話 ページ7
直哉「Aちゃん!」
『死ね』
直哉「待って待って待って」
会って早々暴言を吐いて去ろうとするAを止める
直哉「久々に任務被ったのに酷いやん」
『そもそも被らねぇんだよ』
直哉「いや、Aちゃんと俺は被る運命ーー」
『キモイ』
運命とか信じてねぇくせに言うなアホ
こいつの相手をしているとため息をつく気も失せる
『さっさと行ってさっさと帰る』
直哉「せっかくのデートやねんからもう少しゆっくり行こうや」
『呪霊とでもしてろ』
ーー任務終了(in車)
直哉「なぁAちゃん。返事はまだいいからな」
直ぐにこの前の告白の件だと察する
『はぁ?返事はもうしただろうが』
てか補助監督の前でその話すんな
直哉「あれは振られる前提でした告白やもん」
『は?』
直哉「やからー、返事が「はい」になった時に返事頂戴ってこと♡」
『OKOK。一生てめぇに返事しなくていいってことだな』
直哉「酷い!真剣に考えてや!」
『だから真剣に考えた結果が
直哉「いや、ちゃんと考えたらはいになるはずや」
『どっからくんだよその自信』
途端にスンッとなって言う直哉にツッコむ
プルルル
携帯が鳴った
表示を見ると家からの電話だった
うげっ
携帯を閉じ無視する
直哉「でぇへんの?」
『いいんだよ』
家からの電話はここ最近多かった
無視し続けたおかげで通知が100件以上溜まっている
直哉「ふーん、、、あっ、手が滑ってもうた〜」
ピッ
電話が繋がる
『てめぇ、直哉っ!』
«A»
親父の声が聞こえた
うっっっわ最悪
切るか?
、、、、、、あ〜でも出たのに切ったら次会った時に言い訳できねぇ
こいつが余計な事しなかったら任務で忙しかったって言えたのに、
心の中で舌打ちする
結局嫌々出る事にした
『、、、はい』
«久々だなA»
『、、、何か御用ですか?お父様』
別に五条家では敬語を使う、なんてルールはない
私が勝手に距離を置きたくて使っているだけだ
まぁ、それを言いように解釈したのか敬語について何か言われたことは無い
«お前ももう18だろう»
嫌な予感がした
『、、、それがどうかしましたか』
«お前に見合いの話がきている»
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胡蝶 恵@副垢(プロフ) - 好きです(唐突な告白) (2022年1月9日 3時) (レス) @page22 id: 5b2f0bd76c (このIDを非表示/違反報告)
モッチー(プロフ) - ミリアさん» コメントありがとうございます!自分の作った作品をそんな風に言って頂けてとても嬉しいです(*^^*)これからもどうぞよろしくお願い致します! (2021年3月21日 18時) (レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く楽しめました!!。成り代わり作品は、大好きなのでこの作品も凄く好みで良かったです。これからも無理せず自分のペースで更新頑張って下さい。 (2021年3月21日 15時) (レス) id: 98ce85bdde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モッチー | 作成日時:2021年3月15日 12時