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165話 ページ30

『冗談はここまでにしておくとして、もちろん交渉だよ』


直毘人「金は腐るほどある。そんなもので俺は納得しないぞ」


Aに何を言っても無駄だと思ったのか大人しく話に乗る


まぁ、現最強に攻撃を仕掛けるほど馬鹿ではない、というのもあるが


直毘人の言葉に知ってるよとAはため息をついた


『金より、なんなら十種影法術(伏黒恵)よりいい物がある』


自信満々の様子に直毘人に訝しげに見つめた


『僕だ』


Aの言葉に直毘人は唖然


直哉はその父親のマスケ面に軽く吹き出した


直毘人「、、、随分と自負しているな」


『当然でしょ』


゙五条A゙なんだから


直毘人「で?具体的に言うと?」


『、、、直哉。ちょっとこっちこい』


お前の望み通りにしてやるよ


直哉「え」


胸ぐらを引っ張る


そのままキスした


小さいリップ音


口を離す


直哉「、、、、、、」


直哉は目を見開き固まった


さっき直毘人を笑った直哉たが今の自分の顔の方がかなり面白い顔をしている


『直哉の婚約者として貢献してやるよ』


つまり婚約者として禪院家を支える代わりに恵から手を引けという事だ


直毘人「子を産むと?」


『因縁の相手であるアンタらを支えるって言ってんだ。任務こなすだけで満足しろ』


まぁ、でも


『伏黒恵が将来僕が子を産むのと同等の価値まで実力を伸ばすなら考えてあげないこともない』


それだけ六眼()の子孫は価値がある


『約束、破んないでね。禪院家御当主様♡』




























Aが部屋を出ていった後、、、


直毘人「直哉。いつまでそうしているつもりだ」


直哉「、、、あ?」


固まっていた直哉が直毘人の言葉にやっと動き出す


直毘人「ブッハッハッ!なんだその顔は!」


直哉「うっさいわ!!」


直哉の顔は未だに赤いまま


直毘人はそんな直哉をここぞとばかり笑った


直哉「ッ、ほんまAちゃん予想外の事しよるわ、、、」


直毘人「予想外はこっちもだ。女に主導権を握られようもんなら容赦なく殴る。それが禪院直哉だろう。それがまさか、ククッ、、キスひとつで、ブッハッハッ!」


愉快、愉快とさらに笑う


直哉はそれを悔しそうに見つめた


直哉「(しょうがないやろ!今まで顔真っ赤にして怒鳴ってた奴が信じさす為とは言え自分からキスしたんやぞ!?誰やってクるやろ!)」


直毘人「ククッ相当惚れ込んでいるようだな」

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胡蝶 恵@副垢(プロフ) - 好きです(唐突な告白) (2022年1月9日 3時) (レス) @page22 id: 5b2f0bd76c (このIDを非表示/違反報告)
モッチー(プロフ) - ミリアさん» コメントありがとうございます!自分の作った作品をそんな風に言って頂けてとても嬉しいです(*^^*)これからもどうぞよろしくお願い致します! (2021年3月21日 18時) (レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く楽しめました!!。成り代わり作品は、大好きなのでこの作品も凄く好みで良かったです。これからも無理せず自分のペースで更新頑張って下さい。 (2021年3月21日 15時) (レス) id: 98ce85bdde (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モッチー | 作成日時:2021年3月15日 12時

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