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156話 ページ21

5回目の春


ついに呪術高専を卒業する


と言っても呪術師は続けるしこの学校の教師になるから卒業してもさほど変わらない


変わるとすると


硝子「行きたくない」


僕の腰にくっつき言う硝子


硝子と会う機会が減ることだな


医療免許を取りに行くそうだ


硝子「やっぱAも一緒に取りに行かない?」


『行かない』


硝子「即答」


Aってそういう所あるよねと不貞腐れる


『別に何年も会えない訳じゃないじゃん。時間見つけて会えるでしょ』


硝子「会える時間が少ないじゃん」


『そりゃそうだけど』


硝子ってここまで甘えただったか?


硝子「しょうがない。ズルして2年で取ってくるか」


フー、と吐息を吐いたあと真面目な顔で不真面目なことを言った


『いきなりとんでもないこと言い出したな』


硝子「呪術師はある程度のイカレぐらいが必要なんだって」


『それ聞いても納得しないからね??』


「五条先輩!家入先輩!」


誰かが教室に入ってきた


『伊地知じゃん』


硝子「久々ー」


花を抱えながらよたよたとこっちに来る


伊地知「ご卒業おめでとうございます!どうぞ!」


花を差し出す


『キザだな。恥ずかしい奴』


伊地知「うぐっ」


自分でも若干思っていたのか言葉につまる伊地知


硝子「安心しな。Aの照れ隠しだよ」


勝手なこと言うなよ


、、、否定はしないけど


バタバタバタ


次は誰だよ


直哉「頭文字っ名前ちゃーん!」


『直哉かよ』


勢い飛びついてきた直哉を避ける


直哉「卒業おめっとさん!、、、あ?誰や君?」


笑顔でお祝いの言葉を言ったかと思えば伊地知を睨む


直哉「ヒッ」


『伊地知潔高。1回ぐらい会ったことあんだろ』


直哉「伊地知潔高ぁ?、、、あぁあの影薄い奴か!」


手の平にポン、と拳を乗せ言う


僕が言うのもなんだけど失礼だな


大きい声で言う言葉じゃねぇ


直哉「何?君もしかしてだけどAちゃんに一発目におめでとう言ったん?俺が1番に言おうと思っとったのに台無しやん」


伊地知「え、いや、あの、、、」


硝子「ぷぷ、ナイス伊地知」


半笑いで伊地知の肩を持つ


伊地知「煽らないでください!」


伊地知は今にも死にそうな顔で言った


『で、何しに来たんだよ。お別れの言葉か?』


直哉「まさか。報告しに来たんや。俺が臨時教師すんのを」

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胡蝶 恵@副垢(プロフ) - 好きです(唐突な告白) (2022年1月9日 3時) (レス) @page22 id: 5b2f0bd76c (このIDを非表示/違反報告)
モッチー(プロフ) - ミリアさん» コメントありがとうございます!自分の作った作品をそんな風に言って頂けてとても嬉しいです(*^^*)これからもどうぞよろしくお願い致します! (2021年3月21日 18時) (レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く楽しめました!!。成り代わり作品は、大好きなのでこの作品も凄く好みで良かったです。これからも無理せず自分のペースで更新頑張って下さい。 (2021年3月21日 15時) (レス) id: 98ce85bdde (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モッチー | 作成日時:2021年3月15日 12時

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