30話 ページ32
五条「え？」
と、小さく返された時、近所の人が居るのが見えた
いつの間にか人が起きる時間帯になっていたようだ
早く戻らないと両親にも心配かけてしまう
五条もそろそろ帰った方がいいと思ったのか俺に一言言って踵を返した
ーーー気付けば手を掴み、五条を引き止めていた
あんたにもう一度会うにはどうしたらいい
なんて恥ずかしいセリフを言ってしまったが後悔はしていない
五条「七海とこれから会うことはほぼ無い」
！
『、、、公園にはもう来ないのか？』
そう聞き返せば俺と会うのは楽しいと言ってくれた
じゃあ、俺に会いに来たらいいだろ
喉まで上がった言葉を慌てて飲み込む
会ったばかりの奴に何を言おうとしてんだ
しかも好きな人がいる奴に言う言葉じゃない
一生会うことは無いのかと顔を伏せていると五条が
五条「人の話は最後まで聞け。ﾞほぼ無いﾞって言ったろ」
と、言った
勢い良く顔を上げる
ﾞ呪術師ﾞ
五条はそう言った
聞き返せば呪霊を祓う仕事だと言う
私に会いたいなら6年後呪術高専で会おう、と
少し迷いはしたが返事をするのにそんなに時間は掛からなかった
『、、、分かった。6年後会おう』
五条が少し口角を上げる
五条「決まりだな」
するとピアスを片方外した
私の言葉だけじゃ信憑性にかけるから、とピアスを俺の手に乗せる
1番大切なものだと言う五条の顔は少し暗く、すぐに好きな人から貰ったものだと分かった
案の定好きな奴から貰ったものだった
そんなものを貸してもらって大丈夫なのかと聞くと「七海なら絶対返してくれる」と会ったばかりの俺を信用していると言わんばかりに言われた
『会ったばかりだろ』
五条「いや、お前は絶対に返しに来る。だから私を裏切るなよ」
ﾞ裏切るなよﾞ
寂しげに眉を下げながら言うもんだから絶対に裏切れないと思った
分かってやってるのだろうか
少し悔しくて
『、、、あんたはずるい奴だ』
と、言ってやれば
五条「知ってる」
と笑顔で言われた
あぁ、やっぱりずるい
その後俺の1つ上だと聞いて、また驚くことになる
話し方的に同い年かと思った
ーーーーーーーーーーーー
〜備考〜
ナナミンに恋愛感情は無いです。ただ今まで自分以外に呪霊が視える存在が居なかったため、Aさんに執着心があるだけです。ヤンデレではない。
Aさんの笑顔や照れ顔を見て顔を赤くしているのは純粋に可愛くて綺麗だったから
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モッチー(プロフ) - 琥珀さん» そんなに喜んで頂けるとは笑こちらこそ読んで頂きありがとうございます！甚爾さんはロリコン(笑)と言うよりたまたま好きになった人が11歳も離れている夢主さんと言うだけ笑まぁ世間から見たらロリk、、、失礼しました (2021年2月12日 16時) (
レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 甚夢はなかなかお目にかかることが出来ないので本当にありがとうございます(号泣) でもこの甚爾さんてもしかしてロリk………よ、よき〜〜〜！！！！出来ればこのまま甚爾さんお相手がいいけど難しいですよね………長文失礼致しました (2021年2月12日 13時) (レス) id: 29eff10e9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モッチー | 作成日時：2021年1月25日 3時
