20話 ページ22
は、？
心の中がその言葉でいっぱいになる
私、、、
甚爾にキスされてる、、、？
ドンッ
肩を勢いよく押し返す
甚爾はいとも簡単に離れた
『お、おま、なにして、』
声が震えて上手く言葉が出ない
甚爾「分かんねぇ」
『はぁ、？！』
その一言で余計に目を白黒させる
分かんねぇって、、何なんだよそれ
しかしその言葉に偽りはないようで、甚爾自身も自分がした行動に驚いているようだ
唇に触れる
まだ感触と熱が残っていた
カッと顔が熱くなる
甚爾「、、、A」
甚爾が私の頬をするりと撫でると同時に顔が近づく
あーー
ポス
甚爾「、、、おい。何すんだ」
『それはこっちのセリフだ！何ナチュラルにもう1回しようとしてんだよ！』
甚爾の口を抑えながら言う
流されるとこだった
『1回目のやつは百歩譲って無意識だったみたいだから許してやるけど、２回目はしようとして近づいてきただろ』
私の初めてのキスが無意識だなんて最悪だけどな
『今だったらノーカンで終われる。なにを思ってキスしようしてんのか分かんねぇけど冷静になれ』
甚爾「俺とのキス無しにしようとすんのかよ」
『、、、当たり前だろ』
だってキスってのは想いが通じ合ってるからこそするものだろ
私と甚爾はそんな仲ではない
それに甚爾は私の事をﾞ好きじゃないﾞ
だから、だから、、、
『だからこの事は無かったことにしよう。ピアスありがとな』
にっこりと笑う
今の私は上手に笑えているだろうか
甚爾「、、、そうだな。悪かった」
ズキ
胸に何か突き刺さる
それは収まることなく更に深く突き刺さった
自分で言い出したことなのに、「無かったことにするな」と矛盾した言葉が喉まで出かかる
思わず胸元をギュッと掴んだ
数秒経った後、やっと落ち着きを取り戻す
大丈夫
自分に言い聞かせる
そこからは何気ない話をして解散した
さっきの事は夢なんじゃないかと錯覚するぐらいいつも通りの私たちだった
ほらな
やっぱり後悔した
※19話参照
この甚爾への思いの名前はーー
『甚爾が私の事を好きだったら良かったのに』
深夜ということもあって大きく響いた
ﾞ恋ﾞだ
『ﾞお前とずっと一緒に居たいﾞなんて、願わなければ良かった』
ーーーーーーーーーーーー
〜備考〜
今の状況は甚爾←♡A←♡夏油です
想像以上にドロドロになってきた、、、
甚爾さんの気持ちを知りたい方は次の話へGO!
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モッチー(プロフ) - 琥珀さん» そんなに喜んで頂けるとは笑こちらこそ読んで頂きありがとうございます！甚爾さんはロリコン(笑)と言うよりたまたま好きになった人が11歳も離れている夢主さんと言うだけ笑まぁ世間から見たらロリk、、、失礼しました (2021年2月12日 16時) (
レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 甚夢はなかなかお目にかかることが出来ないので本当にありがとうございます(号泣) でもこの甚爾さんてもしかしてロリk………よ、よき〜〜〜！！！！出来ればこのまま甚爾さんお相手がいいけど難しいですよね………長文失礼致しました (2021年2月12日 13時) (レス) id: 29eff10e9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モッチー | 作成日時：2021年1月25日 3時
