最強。ー1ー【呪術廻戦】

16話 ページ18

？？


どうしたこいつ


甚爾「初めて笑ったな、、、」


あぁそういうこと


『悪いかよ』


プイっとそっぽを向く


甚爾「別に悪いとは言ってねぇだろ」


甚爾が私の頭を撫でる


『や、め、ろ！』


手を叩く


甚爾「さっきまで可愛かったのに」


はぁとため息を着く


『あんま可愛い可愛い言うんじゃねえよ。気持ちわりぃ』


甚爾「ほぉー？」


叩かれた手を私の手首に移動させる


グイッ


やべ


このパターンはーー


案の定引っ張られ膝に乗せられた


甚爾「そういえば慣れるまで何度もしてやるんだったっけな？」


ヒュ


喉がなる


目ぇ笑ってねぇ、、、！！


『落ち着け！ガキに手ぇ出す趣味ないんだろ！』


甚爾「お前は反応がおもろいからな。別枠だ」


『ぐ、この変態野郎』


甚爾「だからそういうのは煽りにしかなんねぇって言ったろ」


顔が近づく


するとカプ、と耳を甘噛みされた


『ひゃ、』


バッ


口を抑える


？？


今、私の口から出たのか、、、？


理解した瞬間顔から湯気が出そうなほど赤くなる


甚爾「やっぱりお前耳弱ぇだろ。この前耳元で喋ったぐらいで反応してたもんな」


顔の位置を動かさず囁やく甚爾の口を慌てて抑えた


『それ、やめろ、、、なんか変な気分になる、、、』


何故かその言葉を聞いて余計に笑みが深くなる


ゾワッ


甚爾「A覚えとけ。やめろって言われたら余計にしたくなんのが俺なんだよ」


『ッや』


ペロ


『と、うじ、ほんとにやめっ、！』


甚爾「あんま声出すと使用人に気づかれるぞ」


『ッ』


抵抗しても無駄だと思った私は声を抑えるのに集中する


一生懸命両手で口を抑える


早く終われ！










5分、10分、、、何分経ったか分からない


いや、実の所1分も経っていなのかもしれない


でも体感的にはそんなぐらいの疲労があった


甚爾がやっと離れた


私の顔を見て笑い頬をするりと撫でる


甚爾「耳だけでそんなにグズグズになってたらこの先大変だな」


『あ、なに、、、？』


甚爾「(エロ)ガキがしていい表情じゃねぇな」


ふわりと浮遊感


頭がふわふわとしている中、横抱きされたと理解する


ベットに横にされた


甚爾「そろそろ使用人が来る頃だろ。それまでゆっくり休んどけ」


『、、、そもそも誰のせいだと』


甚爾「俺だな」


悪びれもなく言う甚爾にイラッとするが今は殴る元気はない


甚爾「またなA」


眠りに落ちる前、すると頭を撫でられた気がした

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