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13話 ページ15

疑問が解決し、スッキリする


『こいつば女にも相手にされない゙お前より強ぇよ』


舌をべぇーと出し最高級の煽り顔で言ってやる


甚爾諦めたのか腰に手をやりため息をついた


「このクソガキ!!」


男は案の定顔を真っ赤にし怒鳴り散らした


私の襟を掴む


するとその拍子にフードが脱げた


顔があらわになる


「ッ、!!お、お前まさか、、」


『へぇバカでも私の事は知ってたか』


「五条A!?」


なぜお前がこいつと一緒に!?、と狼狽える男


さっきまで真っ赤だった顔は真っ青になる


やっぱこいつアホだな


普通親子じゃねぇって気づくだろ


『その首落とされたくなきゃ二度とその汚ぇ面見せんな。私にも甚爾にもな』


男は勢いよく走って行く


慌ててすぎてつまづいてやんの


甚爾「A」


『何だよ。説教は聞かねぇぞ』

















、、、、


!?


『今名前、、、』


バッと顔を見る


甚爾「俺もイラついてたからスッキリした。ありがとな」


お礼を言われるとは思っていなかったから、というのもあるが何よりいつもと違う明るい笑みに目を見開いた


『お前、なんか変わった?』


甚爾「あ?」


『いや、表情が柔らかくなったっていうか、、、』


甚爾は私の言葉を聞いて?口角を上げる


甚爾「お前のせいだよ」


『はぁ?何で私のせいなんだよ』


何で表情が柔らかくなったのと私が関係しているのか分からなく首を傾げていると


『うおっ』


腰を引き寄せられた


(悔しいが)整ってる顔が近づいて思わず顔に熱がたまる


『だからいちいち距離が近いんだよてめぇは!!』


両手でめいいっぱい顔を押す


甚爾「じゃあ慣れるまで何度でもしてやるよ」


押していた手を捕まれたかと思えば手の平にチュっと小さいリップ音


『き、!?』


驚きと恥ずかしさのあまり目はぐるぐると回り、情けなくも口はパクパクと動くだけ


甚爾「ははっお前本当飽きねぇな」


私の慌てようを見て面白そうに観察する


こいつ、、、!!


ボコッ


恥ずかしさが限界に達し思いっきり顔を殴る


手は自然と離れ、甚爾の体は後ろに傾いた


『帰る!!』


そのまま走り出す


やっぱあいつなんも変わってねぇ!!

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モッチー(プロフ) - 琥珀さん» そんなに喜んで頂けるとは笑こちらこそ読んで頂きありがとうございます!甚爾さんはロリコン(笑)と言うよりたまたま好きになった人が11歳も離れている夢主さんと言うだけ笑まぁ世間から見たらロリk、、、失礼しました (2021年2月12日 16時) (レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 甚夢はなかなかお目にかかることが出来ないので本当にありがとうございます(号泣) でもこの甚爾さんてもしかしてロリk………よ、よき〜〜〜!!!!出来ればこのまま甚爾さんお相手がいいけど難しいですよね………長文失礼致しました (2021年2月12日 13時) (レス) id: 29eff10e9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モッチー | 作成日時:2021年1月25日 3時

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