【鬼滅の刃】日本一慈しい鬼退治 肆

番外編3 ページ35

『ンっ！』

俺は勢いよく首を振り唇から逃げる

『いきなり何する！』

鬼舞辻「なんだ初めてだったのか？」

『〜〜〜ッ！！』

俺の反応を楽しげに見る

鬼舞辻「おい口を開けろ」

誰がお前の言う通りにするか！！

鬼舞辻「チッ」

鬼舞辻の手が服の中に侵入する

『ヒッ触るなーー』

また唇が重なる

しまった、、、！！

鬼舞辻「噛むなよ。鬼にはなりたくないだろう」

『ッふ、ンっ』

俺は為す術なく鬼舞辻に口を侵される

離れた時には糸が引いていた

ぼぉっとして頭が働かない

鬼舞辻が俺の頸に牙を立てた

『イッ』

思わず声が出る

血が流れる

鬼舞辻はそれを一滴も落とさず飲んだ

鬼舞辻「私は今日から一年間絶やすことなくお前の血を飲み続ける」

『それを知っているならちゃんとわかってるはずだ。もし一日飲まなかったらお前にとって一番の災いが来る』

鬼舞辻「死ぬつもりか？」

『あぁ！！お前の思いどおりにはさせない！！』

鬼舞辻の顔から笑顔が消える

鬼舞辻「ではこうしよう。もしお前が死んだらお前の大切な人たちを殺す」

！！

鬼舞辻「あの人は殺されないなんて淡い期待はするな。一人ずつ確実に殺す。絶対にだ」

鳥肌がたち、手が震える

鬼舞辻が俺の耳へ口を近づけた

鬼舞辻「もしお前が死ねば、お前のせいでたくさんの犠牲が出るだろう」

『、、、ッ』

どうしようもないこの状況に冷や汗が止まらない

俺に選択肢などなかった

『、、、分かった』

鬼舞辻から笑みがこぼれる

鬼舞辻「、、、ようこそ、無限城へ」

俺が最後に見上げた空は、真っ暗だった








以上、神綺さんからのリクエストでした。

終わり方が分からない、、、

少し不慣れですが、楽しんでいただけると嬉しいです！

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