慈しい百廿肆 ページ24
Aside
善逸「おかえり。A、伊之助。今日どんな感じだった?」
すまない。善逸、、、今は返事する元気もない
俺たちは布団に潜った
善逸「何があったの?どうしたの?ねぇ」
『、、、ごめん』
伊之助「気ニシナイデ」
善逸「教えてくれよ!!明日から俺も少々遅れて、訓練に参加するんだかさ!!」
次の日
善逸「怖い、怖い、怖い!行きたくないよォ」
善逸が俺の服を引っ張りながら歩く
訓練場に到着した
アオイ「それでは、善逸さんは今日から訓練参加ですので、改めてご説明させてもらいますね。まずあちら」
布団を指さす
アオイ「寝たきりで硬くなった体をあの子たちがほぐします。それから反射訓練」
次はカナヲがいる位置をさした
アオイ「湯飲みの中には薬湯が入っています。お互いに薬湯をかけ合うのですが、湯飲みを持ち上げる前に相手から湯飲みを押さえられた場合は湯飲みを動かせません。最後は全身訓練です」
最後は自身をさす
アオイ「端的に言えば鬼ごっこですね。私アオイと、あちらのカナヲがお相手です」
俺と伊之助は項垂れた
そんな中善逸は
善逸「すみません。ちょっといいですか?」
アオイ「?何か分からないことでも?」
善逸「いや、ちょっと。来い、伊之助」
?
伊之助「行かねーヨ」
善逸「いいから来いって、言ってんだろうがァァァ!!」
「「『!?』」」
俺、伊之助、アオイが驚く
善逸「来いコラァ!!クソ野郎が!!ゴミ野郎が!!」
伊之助は善逸にそのまま引っ張られてしまった
ほ、本当に急にどうしたんだ?
善逸「正座しろ正座ァ!!この馬鹿野郎!」
伊之助「なんダトテメェ、、、」
二人の言い合いが聞こえる
すると、
ボカン
!?
外を覗くと伊之助が倒れていた
慌てて伊之助をだき抱える
『なんてことするんだ善逸!!伊之助に謝れ!!』
伊之助「ギィィィィ!」
善逸「あぁ!?伊之助が謝れ!!詫びれ!!!天国にいたのに地獄にいたような顔してんじゃねぇぇぇぇぇ!!女の子と毎日キャッキャキャッキャしてただけのくせに何やつれた顔して見せたんだよ!土下座して謝れよ!切腹しろ!!」
『何てこと言うんだ!!』
善逸「それに!いつまでAに触ってんだ!!いい加減離れやがれ!」
伊之助「あぁ!?」
善逸「黙って聞け!いいか!?女の子に触れるだぞ!体揉んでもらえて!!湯飲みで遊んでる時は手を!!鬼ごっこの時は体に触れるだろうがアア!!」
伊之助の頭を掴み言う
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眠いちゃん - 色々と尊い (2023年1月4日 23時) (レス) @page36 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
桜彩 - 続きが楽しみです!頑張ってください! (2020年5月7日 12時) (レス) id: 6f79f7da2a (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん - 全部読ませて頂きました!!無限列車編が楽しみです! (2020年5月6日 15時) (レス) id: 379dd4f6ed (このIDを非表示/違反報告)
紅羽瀬 - はじめまして!前々作から読ませて貰ってます!話めっちゃすきなので、更新頑張ってください! (2020年5月6日 15時) (レス) id: 670fb2d290 (このIDを非表示/違反報告)
RIKU - 全部見ました、面白かったです。更新頑張ってください! (2020年5月4日 19時) (レス) id: 203b0c7d28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モッチー | 作成日時:2020年5月3日 2時