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万次郎side
真一郎｢ほんでよォAが｣
『､､､､』
真一郎｢万次郎聞いてんのか？｣
『聞いてる』
さっきからAがどうやらこうやら､､､
何回目だよ
『どんだけお気に入りなんだよ』
真一郎｢んー、お気に入りって言うかほっとけねぇ感じ？｣
『お気に入りじゃん』
弟のオレをほっといて毎回会いに行くぐらい
ムカつく
にこやかに話す真一郎に不貞腐れた
真一郎｢そんな顔すんなって。万次郎もAに会ったら絶てぇ気に入るから｣
真一郎があれだけ言うんだ
他とは違う︎︎��︎︎何か︎︎��︎︎があるんだと思った
でもそんな事はなかった
本当に空手なんてやってるのか疑問に思ったぐらい普通だった
A｢初めまして｣
弱っちそうな女
別段他の奴との違いが分からない
顔が良い？性格が優しい？
そんな奴探せばいくらでもいる
真一郎がそこまで気に入る意味が分からなかった
ﾀﾞﾝｯ
ーー御子柴Aの蹴りを見るまでは
『は？』
思わず素っ頓狂な声が口から出ていた
自分でも聞いた事のない情けない声にさらに驚きが募る
大きな音とともにキックミットごと男はいとも簡単に吹っ飛んだ
女の蹴りで
御子柴Aの表情は当たり前だと言わんばかりに真顔だった
ーー探せばいくらでもいる？
いや、
『他にいねぇだろ、こんな女』
乾いた笑いが漏れた
ﾜｧｧｧｧ
｢スゲェ！！｣
｢蹴りの威力万次郎並じゃね！？｣
｢それ以上かも！！｣
唖然と見つめていたみんながいっせいに声を上げた
オイ。最後の言葉は聞き捨てならねぇぞ
圭介｢か、かっけぇ､､､！｣
オレの隣に居た場地もみんなと同じように歓喜の声を上げ、御子柴Aに駆け寄りに行く
さっきまで警戒してたくせに
『単純なヤツ』
真一郎｢お前もな｣
ｷﾞｸｯ
『な、なんだよ真一郎､､､』
真一郎｢な？オレの言った通りだろ？｣
��︎︎万次郎もAに会ったら絶てぇ気に入るから��︎︎
『うっせ』
ケラケラ笑いながら頭を撫でる真一郎の手を叩く
『､､､､まぁ、でも』
否定はしない
ち‐けん【知見】
意味▷ 実際に見て知ること
【合縁奇縁】ー完ー
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himamo(プロフ) - モッチーさん» そうですか（ ; ; ）わざわざお答え頂き、ありがとうございます (2021年8月6日 16時) (
レス) id: fc30cf2b46 (このIDを非表示/違反報告)
モッチー(プロフ) - himamoさん» コメントありがとうございます！今のところ原作通りで考えています、(；ω；) (2021年8月6日 14時) (レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
himamo(プロフ) - めちゃめちゃ面白くて、何回も読み直しちゃいます！ところで慎一郎君は原作通りですか…？ (2021年8月5日 22時) (レス) id: fc30cf2b46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モッチー | 作成日時：2021年7月31日 11時
