合縁奇縁

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一通り2人に教える





『ま、こんなとこかな』





竜胆｢種類割とあるな｣





蘭｢いっつも喧嘩中にそんなこと考えて避けてんのかよ｣





それぞれ教えた話の感想を言う





『覚えたらそうでも無いよ。避けるのだって体が覚えて勝手に動く時あるし』





実践あるのみ





『関節技は相手を転ばさないと大体できないしまずはタックルの練習とかしたら？』





竜胆｢タックル､､､なんかダサくね？｣





『文句言わない』





蘭｢なぁ実際やって見せてよ｣





『今？ここで？』





蘭｢うん｣




また無茶振りを､､､





断りたいが蘭くんが1度言ったことをなかなか取り消さないのは既に承知だ





説得させる面倒臭いし、別にそこまで嫌な要求じゃないからいっか





『じゃあどっちか寝転んでよ』




蘭｢竜胆｣





竜胆｢､､､兄貴ってそういうとこあるよね｣





なかなか弟も苦労してるみたいだ





『まぁ最初だし有名なやつから』





竜胆｢抵抗してもいいわけ？｣





竜胆くんの言葉に笑う





『別にいいよ』





出来たらね





竜胆くんの腕を素早く掴み抑え込む





竜胆｢！！｣





『これが腕緘。覚えといてね』





蘭｢なー竜胆抵抗してみてよ｣





関節技をかけられている人を見て楽しげに見下げている蘭くんは相変わらず性格が悪い





竜胆｢してる、っつうのッ、！！｣





暴れる竜胆くんにははっと笑い体を離す





『どう？』





竜胆｢､､､思ってたより痛くなかった｣





『バーカ。痛くないようにしてるに決まってんでしょ。本気でやったらーー､､､折れるよ？』





竜胆｢､､､！｣





蘭｢関節技か。いいね､､､ところで竜胆｣





竜胆｢？なんだよ｣





急に真面目な顔をする蘭に首を傾げる





蘭｢見てて思ったんだけど､､､｣






『何？』



















蘭｢Aの胸思いっきし当たってたね｣

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